【発見】
着目すべきは自分のアクションではなく、結果としての相手の状況。
【その心】
先日テニスのコーチから聞いた一言。
自分が打ち返したボールにより、ゲームが有利になったのか否か
の判断は、相手が攻撃態勢でそのボールを待っているかどうかで
判断する、というもの。
自分がいい感じでボールを打てた、とか、いいところにボールを
返せた、という事で状況を判断するのではなく、あくまでも相手の
状況で判断すべきであると。
実際に、打った瞬間コリャいけると思って前を取りに行って
敢え無く反撃にやられる、とか、単に当てるだけで返したボールが
相手のチャンスボールになると思ったら、相手の体制が崩れて
こちらのチャンスになったのだけれど、動くのが遅れてチャンスを
逃すとか。
結局、優勢、劣勢の判断は、返したボールに対して相手がどう反応
しているかを見極めるられる状態になるまで待つ、という事が
大切なのである。
競技ではないですが、仕事も自分のパフォーマンスを中心に状況判断
するのではなく、あくまでも自分の働きかけに対して相手がどう反応
したかで状況を判断すべきだと、再認識したところです。
【一言】
結局のところ、仕事は絶対位置ではなく、相対位置で行うものだ
という事を、手を変え品を変え言い続けているんだな。