どうも、BMOです。
はやぶさが無事帰還しましたね。
度重なるトラブルに見舞われるも、技術者の知恵と決断でそれらを
乗り越えて3年遅れても無事地球に戻ってきたというのは奇跡に近いと
思います。
Webサイトに紹介されている記事をみても、迷子になって音信不通と
なったはやぶさを見つけ出し、制御不能になったエンジンもそれぞれの
生きている部分を利用して再生させるなど、技術者の執念を見た気が
します。
それと、問題が発生した際、それを解決するためのプログラムを作成し
はやぶさに送って実行させていたという事も、IT技術者としてとても
興味深いものでした。
そして、なにより、次の記事が私の印象に深く残りました。
(以下引用)
『はやぶさは同日午後7時51分、機体の前面から地球に向けてカプセルを
放出後、底面にあるカメラを地球に向けようと、180度向きを変えた。
姿勢制御用のエンジンはすべて故障しており、長距離航行用のイオンエンジンの
推進剤を直接噴出して、機体を回転させる離れ業を再び演じた。 』
いやぁ、格好良すぎます。
はやぶさ自身が考えてとった行動ではないのは当たり前ですが、地上の
技術者の最後の粋な命令をしっかりやり遂げたやぶさは男前です。
ノイズまみれの不完全な画像が、満身創痍の衛星の最後の仕事らしいです。