日別アーカイブ: 2009 年 7 月 5 日

BMOの初心者集まれ【第25回:インターネットの仕組み、#15】

どうも、BMOです。

 

一連のセキュリティ関連の話題の最後に、ウィルスへの感染が判明した
時にどうしたらよいかについてお話したいと思います。

 
ただし、ウィルスチェックソフトが『xxウィルスを発見しました』という
メッセージを出力した時は、安心してください。

 
ウィルスチェックソフトがウィルスと認識できているうちは、そのウィルスは
無効化されていますので、活動することはありません。

 

 

ウィルスソフトの指示に従って、削除するなり、対応してください。

 

 
問題なのは、ウィルスチェックソフトをすり抜けるような場合で、
明らかにPCに問題が発生した場合です。

 
(画面に変な文字がでる、操作がおかしい、DISKやネットワークへのアクセスが
 異常に高くなる、等々)

 

 
ウィルスに感染したときの対処としては、先ず何よりも先に、ネットワーク
ケーブルを切断しましょう。

ちょん切るのではなく、ケーブルを抜く、でOKです。

 

無線LANでつないでるので、ケーブルは無いよ、という人は無線LANを有効に
したり、無効にしたりすることができるスイッチがあるはずですので、
それをOFFにしましょう。

 
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、これは二次感染を防ぐという
ことで、先ずはウィルスに感染したPCを隔離しましょう。

 

 

次は、治療ですが一番良い方法は、クリーンインストールです。

 

通常自作パソコン以外は、初期状態に復旧するための手段があります。
その手順に従って、購入時に戻すというのが一番確実な方法です。

ただし、ローカルPCに保存されているデータは消去されますので、
バックアップデータがある場合や、データをなくしても致命傷にならない
場合であることが前提です。

もし、そうでないなら、次のウィルス駆除ソフトを先ず試すべきです。

 

もう一つ、別のウィルスソフトで駆除するという方法があります。

 

ウィルスに感染したPCはネットワークから遮断されているはずですので
健全なPCから、最新のウィルス駆除ソフトをダウンロードして、DVD-Rなどの
メディアに焼きましょう。

 
(USBは書き込み可能メディアなので、使わない方がよいでしょう)

 

 

ウィルス駆除ソフトがうまく対応できれば、駆除は可能ですがクリーン
インストールのように100%うまくいく保障はありません。

 

何よりも、普段からウィルスチェックソフトを最新化するなど、対応に気をつける
べきなのは言うまでもありません。
 
 
 

 

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