どうも、BMOです。
前回はインターネットを通じて、無断で進入してくる悪いプログラムを
シャットアウトするための、ファイアウォールについて説明しましたが
もし、何らかの理由で進入を許してしまった場合についてお話を
したいと思います。
具体的には、メールに添付された不明なファイルを開いてしまった、
悪意のあるWebサイトを訪問して不用意にボタンをクリックしてしまった、
などの場合です。
ファイアウォールは、メールやWebサイトへのアクセスは標準で許可する
ように設定されています。
(逆に、許可していないとインターネットに接続する意味がなくなって
しまうかもしれませんので。)
そんな時に、自らが招きいれた不正なファイルを実行前にチェックして
くれるのが『ウィルスチェックプログラム』というものです。
これは、ファイルの実行を処理しても、すぐに実行するのではなく、その
ファイルの中身に、ウィルスと思われるデータが仕込まれていないかどうかを
チェックして、問題なければ実行、疑わしければ、本当に実行していいかを
ユーザに確認してくれます。
ただし、このウィルスチェックプログラムも万能でははく、次々に現れる
新しいタイプのウィルスプログラム(悪意のあるプログラム)を発見する
ため、最新のウィルスプログラムの特徴情報を常に入手しておく必要が
あります。
そのため、市販のウィルスチェックプログラムは、年間契約でタイムリーに
最新のウィルスプログラムの特徴データを配布するサービスを行って
います。
よく、買ったばっかりのPCには30日間程度のウィルスチェックお試し版が
付いていますが、この30日間のサービスのうちに、年間契約していないと
それ以降の新しいウィルス特徴データは入手することが出来なくなります。
よって、ウイルスチェックプログラムは、有料、無料に関わらず、最新の
データを入手できるように、ライセンス契約を結んで置くことを強く
お勧めしたいところです。