日別アーカイブ: 2009 年 6 月 19 日

スーパーSE #14:コミュニケーション能力

どうも、BMOです。

 

SEはいろいろな関係者とコミュニケーションをとる必要があります。

 
当たり前のことですが、コミュニケーションは基本的に双方向の通信が
発生することが前提となります。

 
即ち、単にこちらの情報を伝えるだけの、トランスミッションであったり、
プレゼンテーションであったりとは違うという認識が必要となります。

 

 
それは、情報を伝えるという目的の他に、相手からも何かしら情報を得る
という目的があるということです。

 

もっと言うと、相手から情報を得ることで、自分の前提としている情報に
広がりやゆらぎが発生し、もしかしたら、そこから更に別の情報を相手に
伝えることができる、という可能性のループをまわすことだと思います。

 

 
そういう、コミュニケーションを通じた思考の広がりが常に実現できれば
いいのですが、そこまで行かなくとも相互理解ができるレベルには達して
おきたいと思います。

 

 
そのためには、
(1) 相手の考えを受け入れる
(2) 自分の考えていることを分かりやすく説明する
という、誰しもが基本だと思うことを実践することが大切です。

 

 
相手の考えを受け入れるというのは、通常出来ているように思っている
ことが多いですが、案外出来ていないものです。

 
というのも、相手の意見を聞きつつ、考えていることは自分の意見との
ギャップであり、そのギャップをどのように相手に納得してもらうか
(もっというと、納得させるか)を考えていることが多くはないでしょうか?

 

 

その時に、どうして相手はそのような意見を出したのか、またその
意見が出る背景には何があるのかを理解しようとするところから、相手の
考えを受け入れることが始まると思います。

 

 

 
方や、自分の考えていることを理解してもらうためには、単に平明な言葉を
連ねるだけではなく、自分の考えがでた背景や考えに至ったロジックを
丁寧に説明することが必要だと思います。

 

その伝え方で、先に結論からとかいろいろテクニックは在るかもしれませんが
結果的に大切なことは、相手が理解するために必要な情報を丁寧に端折らず
伝えるということだと思います。

 
少しの心構えで、相手と意見のキャッチボールがうまくいくように
なることを、期待していてまいす。
 
 
 

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