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ハードディスク全体のイメージをバックアップする「Macrium Reflect」

どうも、BMOです。

 

今回は、無料のバックアップツールを紹介したいと思います。

 

これは、ファイル単位でバックアップを行うツールではなく、ハードディスクの
内容をそっくりそのままイメージ化してバックアップ可能なツールです。

 
そして、無料版にもかかわらず、システム稼働中でもシステムイメージをバック
アップすることが可能です。

 
なので、システムDISKの障害などが発生した場合、DISKを交換すると共に
バックアップしたイメージデータをそのままリストアすることで迅速に
システムを復旧させる事も可能です。

 

 
また、ハードディスクの容量UPなどを考える場合でも、楽に移行ができるのでは
ないかと思います。

 
ダウンロードはこちらから可能です。

 

http://www.macrium.com/ReflectFree.asp

 

 

興味のある方は、一度お試しください。

 

 
ただ、バックアップツールも万能ではないで、万一の事を考えて最重要データは
安全且つ確実な方法で事前にバックアップしておく事をお勧めします。
 
 
  

 

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BMOの初心者集まれ【第30回:周辺機器の知識 #4】

どうも、BMOです。

 

前回は外付けドライブということで、光学ドライブについて
話をしましたが、今回は外付けのハードディスクに関してお話
したいと思います。

 
パソコンも長く使っていると、内臓のハードディスクがいっぱいに
なってくることもあります。

 

不要なファイルを消したりするのですが、一度増えたファイル達は
なかなか一挙に消えるものではありません。

 
そこで、外付けのハードディスクという周辺装置が役に立ちます。

 
外付けのハードディスクを接続すると、パソコンに新しいドライブが
増えます。

 
そこに、利用頻度があまり高くないファイルを移動させておくと
内蔵のドライブのスペースを有効に確保することが出来ます。

 

 

また、大切なデータのバックアップはDVD-RやBD-Rなどのメディアで
行うよりも、高速に且つお手軽にできるのも、外付けハードディスクの
良い点だと思います。

 

 
ちなみに、内蔵ハードディスクの容量が足りなくなった場合は、大きい
サイズの内蔵ディスクに交換するという方法もあります。

 

この方法は、今使っているハードディスクの内容をそっくりそのまま新しい
ハードディスクにコピーしたり、実際にパソコンを開けてドライブを交換
したりする必要があるので、初心者の方にはかなりチャレンジャブルな
アプローチですが。

 

 
大切な情報は少なくとも、外付けハードディスクなどを利用してしっかり
バックアップしてからのチャレンジをお勧めします。

 

 
何事もチャレンジですし、同じチャレンジをした同胞がノウハウや経験を
ネット上で公開していたりしますの、その辺りも是非参考にしつつ。
 
 
 

 

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ハードディスクの健康診断

どうも、BMOです。

 
突然ですが、みなさんは定期的に健康診断を受診されているでしょうか?
日ごろから自分の体に関する数値を知っておくことで、体調の変化を
客観的な数値から読み取ることができます。

 

 

同様にパソコンの部品のハードディスクにも同様な体調(機械の調子
なので、機調?)診断機能があります。

 
S.M.A.R.T(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)と呼ばれる
もので、多くのハードディスクに内蔵される自己診断機能です。

 
具体的には、読み取りエラーの発生率や読み書き速度、モーターの起動・停止の
通算回数、出荷以来の通算の通電時間、ディスクが固定位置からずれた距離など、
数十件に及ぶ検査項目が用意されています。
これらの検査項目は、ATAおよびSCSIの仕様で定義されています。

 
この実績数値はハードディスク内にどんどん蓄積されていきますので、蓄積
された情報より、故障の兆候を予見してユーザに知らせたりすることが可能と
なります。

 
ちょうど、かかりつけのお医者さんが、定期健診の数値を見ながら、そろそろ
肝臓をいたわった方がいいよ、などと忠告してくれるようなものです。

 
ただ、人間は摂生により回復の見込みがありますが、機械部品の場合は
そういう警告がでた時点で、そのHDDがまだ動いている間に一刻も早く
バックアップを取るということになると思いますが。

 

 
ちなみに、S.M.A.R.T情報はOSではチェックしていませんので、無料・有料の
診断ツールをインストールして定期的に数値をチェックする必要があります。
無料のものも結構多く有りますので、一度検索して探してみられては
いかがでしょうか。

 
何事も予防が大切ですから、突然HDDが読めなくなって慌てることが無い様に
普段から大切なデータはバックアップすることを心がけましょう。
 
 
 

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BMOの初心者集まれ【第7回:パソコンの仕組み、その4】

どうも、BMOです。

 
パソコンの仕組みについて、あれこれお話しておりますが、すでに
第4回となりました。

 
今回は、OS(”オーエス”と読みまして、オペレーティング・システムの略です)の
お話です。

 
今までに、パソコンにはCPUと呼ばれる計算を専門にする部品と
その部品に次に何をしたらいいのかを教えたり、CPUが計算した結果を
一時的に覚えたりするメモリという部品と、最後に、メモリは電源を
切るときれいさっぱり覚えたことを忘れるので、電源を切っても
いろんなことを覚えておけるハードディスクで成り立っていると
いうお話をしてきました。

 
こう書くと、かなりシンプルな仕組みに見えますが、大筋間違っていない
と思いますので、このイメージを持っておいて頂けると全体的なところが
おぼろげながらでも見えてくるのではないでしょうか。

 
でも、この登場人物(正確には登場部品?)だけでは、パソコンはウンともスンとも
言いません。
みなさんも大体想像がつくと思いますが、もう一つ大事な要素として
部品ではないのですが、『プログラム』というものが必要なのです。

 
最初に書いた部品達は、形あるもので、見ることや触ることができるので
『ハードウェア』、それに対してプログラムは目に見えるものではあり
ませんので、『ソフトウェア』と呼ばれます。

 
このハードとソフトが組み合わさらないと、パソコンは動作しないのです。
ちなみに、こういう計算機の動作原理を考え出したのが、ノイマンという
数学者です。
一時期、このノイマンさんが考えた計算機の方式を超える、非ノイマン型の
コンピュータを作るのだ、と世界が躍起になったことがありましたが
その成果は、世の中のパソコンの種類で、非ノイマン型パソコンというのが
見当たらないことから、想像に難くないと思います。

 

このノイマンさんの考えた方式のすごいところは、ハードウェアを変えなくても
ソフトウェアを変えるだけで、いろんなことができてしまうことです。

例えば、ドライヤーはハードウェア(部品)の塊で、どういじってもテレビには
なりませんが、パソコンの場合は、インターネットからデータをもらうだけで
テレビになったり、ラジオになったりします。

これは、全てプログラムを変えることによって実現可能なのです。

 
それだけ、シンプルで且つ優れた方式を考え出したんでしょうね。

 

脱線ついでにお話を続けますと、私が中学生のころパソコン(当時はマイコン)に
ハマっていたころ、周りからそんなんいじって何になるねん、とよく言われました。

で、困った私は、何でもできるねん。と答えていましたが、流石に、テレビには
なれへんけどな、というフォローを入れていました。

それが、インターネットの普及と共にパソコンがソフト一つでテレビになる時代がきたのは、
個人的にはなかなか感慨深いものがあります。

(共感を持っていただける方は、極少数だと思いますが) 

 

予想通り、(大きく)話がそれましたね。

 

 

ということで、ハードウェアに対して、ソフトウェアを供給することで
初めてパソコンが動き出しますが、目的に応じたいろいろなプログラムを
動かすためのソフトウェアがOS(オペレーティングシステム)と呼ばれるものです。

 

ちなみに、OSに対して、表計算ソフトや年賀状作成ソフトのように、特定の
目的のために個別に作られたソフトをアプリケーションと読んだりします。
よく、縮めてアプリという言い方もしますね。

 iアプリなんて言葉はメジャーかもしれませんが、iモードを利用して動作する
アプリケーション(プログラム)というような意味合いで使われていますね。

 
残念ながら、OSがアプリケーションを動かすためのソフトウェアだという
簡単な説明をしたところで、お時間になってしまいました。

 

なぜ、アプリケーションはOSを必要とするのか、OSは何のためにあるのかに
ついては、次週もう少し掘り下げてお話したいと思います。

 
では、次週また会いましょう。
 
 
 

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BMOの初心者集まれ【第6回:パソコンの仕組み、その3】

どうも、BMOです。

 
パソコンの仕組みと題してお話しておりますが、今回はパソコンが
データを記憶しておくための装置、ハードディスクについてお話したいと
思います。

 
前回までは、先ずがんばって計算を行う”CPU”、その”CPU”と連携しながら
何を計算するのか、計算をした結果はどうなったのかを覚えておく”メモリ”
についてお話してきました。
ちなみに、何を計算するのかということを書いているのが、”プログラム”と
呼ばれるものなんですが。

 
メモリは、プログラムを記憶しておくところなのですが、電源を消すと
メモリが覚えたプログラムは消滅してしまいますので、パソコンの電源を
切っても記憶がなくならない部品がないと、パソコンを立ち上げて毎回
プログラムを手で入力しなければいけなくなります。
(そんなバカなことはないので、そうしなくてもいいようにどこかにプログラムを
 覚えさせておく必要がありますね。)

 

 
そこで、プログラムを記憶しておくハードディスク”HDD”といわれる装置が
必要になります。
ハードディスクの記憶原理は、カセットテープやビデオテープのような
磁気を利用してデータを記憶する方式です。厳密に言うと、アナログ的に
ではなく、ディジタル的に記憶するのですが、細かいことは気にしません(笑

 

 
で、このハードディスクがプログラムやデータをどんどん記憶してくれます。
ちなみに、パソコンで一番大切なプログラムである、
OS(オペレーティングシステムの略で、Windows、MacOS、Linuxなどのこと)も
ハードディスクに入っています。

 
パソコンの電源を入れると、HDDとか樽のような絵が描かれたところのランプが
ピカピカ点滅してカリカリという音がしばらくなっていると思いますが、
まさにこれがハードディスクに記憶されたOS(これも巨大なプログラム)が
どんどんメモリにコピーされているところなのです。

 

こうしないとCPUは何もせずボーっとしてるだけになってしまいます。
(CPUはメモリ上のプログラムからしか、すべき仕事を読みとらないので)

 
また、プログラム、例えばエクセル、が作成したデータはそのままメモリに
置いたままでは電源を切ると消滅してしまうので、翌日もそのデータを用いて
仕事をするのであれば、ハードディスクに保存しておかなければなりません。

それを通常、ファイル(データの塊をそう呼ぶ)をセーブ(ハードディスクに記憶
させる)するといいます。

 
一方、実行したいプログラムをいったんハードディスクに記憶させて必要な
時にいつでも実行できるようにすることを、”インストール”と呼びますね。

 

これらの言葉は、皆さんも日常よく聞いたり、口にしたりする言葉だと思いますので
実際にどんなことをしているのかをイメージできればうれしいです。

 

 

以上ですが、ハードディスクというものがどういう役割をしているか
イメージしていただけたでしょうか?

 

 
次回以降は、文中に出てきたOSって何のためにあって、何をしてくれるものか?
についてお話したいと思います。
(多分ですが、話があっちこっちに行きそうなので、数回に渡ってお話する
 ことになると思います)

 

 

 

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