スーパーSEになろう」カテゴリーアーカイブ

スーパーSE #13:マインド

どうも、BMOです。

 
スーパーSE講座の終焉をどう迎えさせようかと思っている今日この頃ですが
今週のテーマはマインドです。

 

 
スーパーSEに必要な要素として、大別して技術的な要素と姿勢・考え方の
ような精神的な要素の二つがあるとおもいます。

SEにとって、技術力は、戦いの武器であり、かつ防具であります。
一方、マインドは武装した戦士が、戦いに赴く際の心構えだと思います。

 
言い換えると、何のために戦うのかという、モチベーションと考えても
いいと思います。

 
例えば、
・自分自身が最強の戦士になるために戦う。
・単に、戦いが好きだから戦う。
・自分の守るべき身近な人を守るために戦う。
・人類の平和を守るために戦う。
なんて、ところが例でしょうか。

 

 
私が考えるには、上の例で言うと、常に人類の平和を守るため、という
スタンスがスーパーSEには必要ではないかと考えます。

 
よく言われる、Win-Winの関係を構築するために技術を使うということです。

 

人類の平和をまもるために、宇宙人をやっつけたら、Win-Winか?という
話もありますが、この場合宇宙人は、相手ではなく、みんなが解決すべき
課題というイメージでしょうか。

 

 
結局SEが解決すべき課題には、解決策が何通りもあります。

 
その中で、何を最善として選択するかという時に、マインドが大きく影響
するはずです。

 

具体例で恐縮ですが、
・相手チームにしわ寄せがある、
・次フェーズへの負の遺産を残すことになる、
・解決の主体を立場的に弱い相手に押し付ける、
などのことが分かっても、現状の課題をつぶせればそれでよしというような
戦い方をしては、スーパーSEとはいえないと思います。

 

 
常に、100%そうなれることはないとは思いますが、『ハッピーになれる人が
最大数になる』、という前提で自分の能力を使うことを心がけることが
必要だと思います。

 

どうでしょう、あなたはどう思われますか?

 
 
 

 

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スーパーSE #12:理解能力

どうも、BMOです。

 
当初想定していたテーマも残り少なくなってきました。

 

 

今回は理解力というテーマでお話したいと思います。

 
私がSEの理解力向上のポイントとなる点を挙げるとすると、大きくは
次の2点となります。

 
(1) 先入観の排除を排除して理解する
  人間誰しも、自分の経験や立場からものを考えたり、理解したり
  するものです。平たく言うと、自分の都合のいいように理解する
  傾向にあります。
  これを、思考にバイアスがかかる、というような言い方をしますが、
  これは正しく物事を理解するために大きな壁になります。

 

  人間ですので、思考のバイアスをゼロにするなんて事は難しいと
  思いますが、自分の理解、自分の思考が基本的にバイアスがかかって
  いることを常に意識しておくことはとても大切です。

 

  ロジカルシンキングでは、ゼロベース思考なんて言われたりするものが
  それにあたるのかもしれませんが、物事を色眼鏡で見ない、又は
  そうやって見ているかもしれないという気持ちを持つ、という事を
  心がけると新たな世界が広がります。

 

  自分の理解を過信せず、それはこういう理解でいいですか?、と
  尋ねることができる余裕も必要ですね。

 

 

 

(2) 話の内容と共に背景(目的)も理解する
  SEが相手から話を聞く、状況を理解するというシチュエーションを
  考えると、基本的にそこから何かを出力するための入力情報である
  ことが多いと思います。

 

  相手の考えていることを理解し、共感することで、相手が癒される
  というような事がSEの仕事では無いはずです。
 (飲み会の場では、あるかもしれませんが。。。)

 

  そうなると、相手の話の内容を理解するという事は必要条件には
  なりますが、十分条件にはなりえない可能性があります。

 

  相手の話を入力として、相手の期待する出力を出すためには、その
  話が何を背景に、何を目的として語られているかを常に意識しなければ
  なりません。

 

  そのためにも、変なバイアスを排除して、相手の立場で考える力が
  必要ですし、会話中に話の内容から推察した背景や目的などを相手に
  確認してみるのもいいことだと思います。

 

 

 

SEの理解力は、正しいアウトプットを出力するために、どれだけ正確で
タイムリーな情報をインプットできるかだと思います。

 
なので、変なフィルタは極力排除しつつ、うまく相手からのフィードバックを
活用しながら、その能力を高めていってください。

 
 
 

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スーパーSE #11:行動力

どうも、BMOです。

 
当初宣言していた、スーパーSEになるためのテーマも底をついて
きました。

 

テーマを追加するか、何か他のコーナーを考えるか、そろそろ
考えないといけませんね。

 

 
さて、今回のテーマは行動力。

 

みなさんの周りにも、あの人はアクティブだなぁと感じさせる人が
いると思います。

 

テクニックというよりは精神論ですが、私が普段自分の行動力に
ブレーキをかけないために心がけていることをご紹介したいと
思います。

 

 
行動力をアップするためには、当たり前ですが

 

・前向きな気持ちを高める
・後向きな気持ちを抑える

 

の方法があります。

 

 

先ず、前者ですが、前向きな気持ちを高めるためには、自分自身で
限界を決めてしまわないことです。

 

どうせできてもこれぐらい、等と自分自身の限界を簡単に決めて
しまっては、なかなか積極的に行動はできません。

 

和田アキコさんのマージャン必勝法は、『勝つまで止めない』、という
事らしく、リミットを設定しなければいつか勝利はやってきます(笑

 

リスク回避の発想についても、転んでしまうかもしれないというリスクを
走らないという方法で回避する発想ではなく、世の中ひじ、ひざの
サポーターも売ってるし、サポーターを確保して全力で走ろう、と
発想する方が行動もよりアクティブになると思います。

 

 
一方、後向きな気持ちがでないようにするためには、最悪の状態を
想定して、そうなっても決して再起不能な状態にはならないであろう
という事をイメージする事が大切です。

 
乱暴な言い方をすると、『命までは取られない』、というレベルを
行動を起こす・起こさないの基準にするのも一つの手だと思います。

 

流石に、人間一度死んでしまえば、起死回生、一発逆転のチャンスは
潰えてしまいますが、生きていればリカバリーは効くものです。
(と、考えてみるということです。)

 

 

また、当然ながら実際に行動を起こして失敗する事もあると思いますが
そうなった場合でも、もう二度とチャレンジしないという発想をもつ
のではなく、経験は常に絶対値であり、成功した時のプラスの経験も
大切ですが、失敗したときのマイナスの経験も、絶対値をとれば、
全てプラスの経験に転じるという信念が大切です。

(これは、ホントに『信念』 のレベルですね)

 
どうでしょうか、少しは気持ちが前傾姿勢になって頂ければ幸いです。

 

# そんな、能天気な意見には付き合ってられない、と腰が引けた方
# ごめんなさい・・・
 
 
 

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スーパーSE #10:判断力

どうも、BMOです。

 
なんだか、スーパーSE講座ばっかり書いているような気がしています。
まぁ、その他の記事も一緒なんですが(笑
で、今回は判断力についてです。

 

 

ここで取り上げたいのは、そもそも白か黒かはっきりしているモノに
対して、適切な判断が出来ない状態の改善ではなく、どちらもグレーで
あったり、トレードオフ状態のものをどう決着させるかの局面の判断を
イメージしています。

 

前者の白黒はっきりしているものに対して、白を黒だと判断してしまう
場合は、そもそも基礎能力がないか、向いていないかなので、この場で
扱うテーマとしては外したいと思います。

 

 

後者の、考えれば考えるほど判断の迷路に入ってしまいがちな状態から
どう脱出するかというところについて少しお話したいと思います。

 
結論から先に言ってしまいますと、経験と知識を備えているあなたが
AだろうかBだろうかと判断に迷うぐらいのものであれば、どっちを
選んでもいっしょです。
(しつこいようですが、上記の前者のパターンではないと想定して
 話をしていますので。)

 

更に、どちらかを選べずに作業が停滞するリスクの方が、誤った
(と言っても、致命的な誤りではないはず)方を選択して、それを
修正する場合のリスクよりも大きいと考えます。

 

 
結局、判断が出来ないのではなく、決断が出来ないのではないでしょうか?

 

 

だって、明らかに、Aがいい、Bがいいの理由がはっきりしている場合は
あなたに判断を求めたりはしないはずです。
Aでいく、Bでいくの了解を得るだけでしょうから。

 
だから、判断をするのではなく、決断をするのだというスタンスで
取り組めば、スピード感も向上しますし、判断に要する体力の消耗も
少なくて済むはずです。

 
ここで大切な事は、選択対象となったそれぞれの案に対しての自らの
評価内容は明確化(明文化)しておくべきだという事です。

 

それは、決断をした人が説明責任を果たすために必要不可欠なもので
あり、万が一、軌道修正が必要となった時の修正指標になるはずです。

(実際に起こったことが、貴方の評価内容と乖離するものであれば、当然
 その部分を再評価し、別の方法の選択を検討しなければなりません)

 

 

この点をしっかり押さえていれば、あなたはスーパーSEとしてタイムリーで
適切な判断を行うことができると思います。
 
 
 

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スーパーSE #09:リカバリー能力

どうも、BMOです。

 

今回はリカバリー能力をテーマにお話してみたいと思います。

 

実は、今まさに遅れているブログ更新のリカバリー作業の真っ最中で
あったりするのですが(笑)、そんなリアルな状況も照らし合わせながら
何かみなさんに伝わればと思います。

 
私が考えるリカバリー作業の重要なポイントは、リカバリー作業に
対する目標を明確にするということです。

 
具体的には、週末までに遅れている分を全てキャッチアップして
次週月曜日からはオンタイムで記事を書く、という目標です。

 
そのためには、正しい現状把握(xx日分遅れている、書ける日はx日ある)と
『これなら出来る感』を持てるような戦略(雑感は遡らず、今回の
リカバリーの話を多めに入れて回数稼ぎ、同テーマ記事はネタ収集と記載を
まとめる、とか)を立てることが大切です。

 

 

戦略を立てれば、あとは自分の持てる情報収集・執筆技術(戦術なんですかね)を
最大限に発揮してミッションコンプリートまでがんばるということでしょうか。

 
で、一つ大切なことは、戦略的な話は道筋をつけるという意味も有りますが
大きいと思うのは、これなら出来る、という感覚を持つこと(チームなら
共有すること)だと思います。

 

 

今回は私一人の作業ですが、これならできる感を出すために、記事のテーマを
少々乱暴でも決めてしまいました。

 
決めたと言っても、キーワードをメモするだけですが、ぐんと出来る感が
増しますし、下手すると達成感まであったりします(笑
(それは、私が楽天的過ぎるのですが)

 
そして、大目標と共に、常に達成感を得られるぐらいの小さい目標をおいて、
ステップステップで達成感を感じながら(共感しながら)リカバリー作業を
進めることが大事だと思います。

 

 

そう、こうやって、今も一つの記事が完成し、ゴールに近づきました。
 
 
 

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