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あとの祭り?

どうも、BMOです。

 

夕刊のコラムで面白い記事を見つけました。

 
タイトルが、あとの祭り、で何の事かといいますと、テニスや
ゴルフのフォロースルーの動きと脳の働きに関する記事です。

 
テニスやゴルフのフォロースルーは、ボールがラケットやクラブから
はなれてしまった後の動作なのに、どうしてボールの飛ぶ方向や
飛距離に関係があるんだろうという疑問に対し、最新の脳科学でわかった
事実を組み合わせて考察しています。

 
結論からいうと、人間がある動作を開始しようと考える前に脳の
特別な部位が活動を始めるという事実から、現実のボールインパクトの
瞬間より後の動作についての脳の活動が、ボールインパクト前に始まり
それがボールを打つという動作に影響を与えるのだと書いていました。

 
因果関係を考えると、ちょっと理論に飛躍がありそうですが、私が
感心したのは、その考察ではなくテニスやゴルフのフォロースルー
動作と脳科学の実験結果という別事象を関連付けて考える事ができる
すばらしさです。

 

 
人間日ごろから問題意識を複数頭に放り込んでいれば、論理の働き
ではなく、直感が働く事で結びつけが行われるんですね。

 
よい例をみせてもらったように思います。
 
 
 

 

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オープンエンドという言葉

どうも、BMOです。

 
いい言葉にめぐり会いました。

 

『オープンエンド』、これは際限がない、即ちエンド(終わり)がオープン(閉じる
ことがない状態)になっていることを示す言葉ですね。

 

語感もいいですし、いろいろ使えそうな言葉じゃないかなと思います。
出会いは先日読んでいた本で、脳は強化学習を繰り返しながら、際限なく
(オープンエンドに)学習を続け能力を高めていくものなのだ、と書いていました。

 

また、そうやって自らを強化しながら一つ一つ壁を乗り越え、その先にある
もっと高いハードルにチャレンジできる環境に身を置くことは、その人(の脳?)に
とってとても幸せなことであるんだなということもよくわかりました。

 

 

前提として、脳の強化学習サイクルをうまくまわす訓練ができている、ということが
ポイントでしょうけれど。

 
私が身を置く、ITの世界もオープンエンド感たっぷりですので、環境的には
脳に申し分の無い状況なのですが、果たして私の脳みそはこの状況をよろこんで
いるのかどうか。。。

 
ちなみに、ルーチンワークを続けていても、その作業の中で自らが次々と達成が
困難な高いハードルの課題を設定することで、脳を喜ばせながらいいサイクルで
作業を進めることができるんでしょうね。
(それが極まれば職人技・・・)

 

 
そんな課題設定を考え出すのも、やはり脳みそだったりするところに、なんだか
宇宙を感じてしまいました。

 
うーん、脳みそ万歳!
 
 
 

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