個人情報」タグアーカイブ

ファイルに書き込まれた個人情報

どうも、BMOです。

 
引き続きGWモードです。

 
みなさんは、Windowsのファイルにはプロパティ情報として様々な
情報が保存されていることをご存知ですか?

 

例えば、Excelファイルであれば、作成日や作成者、所属の会社など
Excelのアプリケーションデータ以外にも情報が保存されています。

 

写真のデータなども同様で、Exif情報と呼ばれる情報が書き込まれ
カメラの機種、メーカー、絞りやシャッタースピード、もしGPSと
連携できるカメラで撮れば、もしかするとGPSの位置情報まで記録
されているかもしれません。

 

 
怖いのは、デジタルデータの中には、自分が認識していない情報まで
書き込まれている可能性があるということです。

 

これらの情報は、ファイルのプロパティの詳細タグでみることが
できますので、どんな情報が保存されているかが気になる方は一度
ご確認ください。

 

 
なお、VISTAでは、このプロパティ情報に保存された個人情報を
削除することが可能です。

 

ファイルのプロパティの詳細タグの画面の下に、プロパティや
個人情報の削除(R) というのがあると思いますので、それをクリック
することで不要な情報は削除することができます。

 

特に、写真などはプライベートな情報は消しておいた方が
良いかもしれませんね。
 
 
 

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情報を処理する

どうも、BMOです。

 
今日は情報処理の話です。
なんて事を言うと、いままでもそんな風な話じゃなかったの?
と、いわれそうですが、情報処理といっても Information Processingでは
なくて Information Disposal (情報を処分する)という話です。

 
というのも、先日『処理をする』という日本語の英訳に上記のProcessing
という単語ではなく、Disposalという単語を使っているシーンに遭遇しました。

 
どうやら、翻訳した人は単語の意味を深く考えずに、単に機械的に
 『処理』 を翻訳しただけのようなのですが。

 
我々は情報に付加価値を与える意味で当たり前のように情報『処理』という言葉を
使っています。しかし、今後更に情報が更に氾濫し、個人情報もどうやって守るかを
真剣に考えなければならない時代に、ごみ処理(Garbage disposal)と同じ意味合いで
Information Disposal も(こちらは間違いではなく)を考える必要が出てくるな
という風に感じました。

 
既に企業では、パソコンなどを廃棄する場合は、ハードディスクの内容を単に
ファイル削除したり、フォーマットして消すだけではなく、しかるべきソフト
ウェアでランダムな情報を何度も上書きして、完全に磁気情報に履歴を残さない
ようにして処分します。
或いは、ハードディスク自体を物理的に破壊(シュレッダー)することもあり
ます。

 
ただ、個人レベルで正しく情報を処理(処分)している方は少ないかも
しれませんね。

 
オークションでいらなくなったパソコンを売るとか、不要な携帯電話を
処分するとかの際は、中に保存されたデータを適切に処理(処分)してから
人手に渡すように気をつけるべきだと思います。

 
一方で、そういう情報処分の不完全なところを突いたお助けソフトもあります。
大切なデジカメの写真を誤って消したとか、仕事のデータが入っている
ディスクをフォーマットされてしまったとかでも、そのデータを復旧する
ソフトがあります。

 
個々のソフトについては、ここではお話しませんが、検索キーワードとして
『ファイル復活』などでサーチすると有料・無料含めいろいろなソフトが
あることがわかると思います。もし、誤ってファイルを消して困っている方が
いれば是非お試しください。

 

 
最後に話を戻しますが、上記のツールがあるということは少し知識のある人は
消したつもりのファイルを簡単に復旧させることができるということですので
情報を処分する際はくれぐれも慎重にお願いします。

 
これで終わると、不安だけを煽って終わりになっちゃいそうなので、
明日は続編で安全な処分の方法を少しお話したいと思います。

 

 

もし、パソコンのどこに何が保存されているかよくわからないよ、という方が
いらっしゃれば、手前味噌で恐縮ですが以下に解説を風なものを書いていますので
参考にして頂ければと思います。 

http://www.bmo.bz/blog/?cat=13

 

 

 

 

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