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投球の匠

どうも、BMOです。

 
今回は投球の匠ということで、TVで見た松坂投手の投球について感じた事を
お話したいと思います。
松坂投手の投球と言っても、試合で投げる投球ではなく、先日SMAP×SMAPと
いう番組に出演していた時の投球の話です。

 
番組中に、SMAPメンバーと松坂投手のピッチング対決のようなコーナーがあり
予め自分の申請した球速とぴったり同じスピードの球を投げれば豪華商品が
もらえるというものでした。

 
番組的にも、みなさんの予想通り松坂投手がその商品をもらっていったの
ですが、3回か4回のチャレンジで宣言どおりのスピードを出しました。

 

 
プロ野球の投手は普段自分の球速なんて意識して投げないと思いますし
そもそも練習中に球速をフィードバックする仕組みもないと思います。

 

それを、3,4回投げるだけで、結果的に実際に自分が投げた球速と宣言時の
球速の差をうまくフィードバックして、ずれを修正できたのですね。
3,4回と放送されたのですが、番組構成上100球投げていいのを編集したのか
そもそも、スピードガンを調整する事だって可能なのですが、そんなところを
疑っても仕方ありませんし。。。

 
私は、単にそのすごさに関心しました。

 
と、同時に私の好きな元F1ドライバー中島悟が、鈴鹿サーキットで蛇を轢いた
ときに、蛇が轢かれた瞬間身を固くしたことが判る、といっていたことを
思い出しました。

 

 
やはり匠であるためには、目標とのズレを正しく感じる高度なセンサーを
持っている必要があって、繊細な制御を行うために、そのセンサーからの
フィードバック情報を的確に次のアクションの修正に活かす必要が
あるんだなということがわかりました。

 
ITシステムに関わる我々としても、同様のフィードバックの仕組みを持って
おく必要があるなと常々思うところであります。
 
 
 

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