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ボクシングの匠

どうも、BMOです。

 
やっとリアルタイムネタが書けるようになってきました。
(なんのこっちゃ?、と思われた方は気にしないでください。)

 

 
27日の深夜、NKHでディープピープルという番組をたまたまみつけ
ました。

 

後で調べてわかったんですが、この番組はNHK番組たまご、という
企画で、レギュラー番組になる前の試験番組で、評判がよかったら
レギュラー化もあるかも、というような番組を紹介する企画の
ようです。(NHKが見る側の人を意識するなんて変わりましたね)

 
横道にそれました、本題です。

 

 

 

どんなディープなピープルが出ていたかというと、長谷川、畑山、浜田
というボクシングの世界チャンピオン経験者の話でした。
(長谷川は現役で8連続防衛中)

 
私の勝手なボクシングのイメージは、極限までトレーニングを積んだ
ボクサーは頭で考える前に体が反応して戦っていることが多いのかなと
勝手に想像していましたし、そちらの方が考えながら動くより、コンマ
何秒かでも早く相手を打つことができるのかなとも思ったりもしました。

 
ところが、番組では、相手の呼吸を読みながらパンチを出すとヒット
する確立が上がる、とか、戦っているなかで相手の癖を読んで、自分の
顔の位置をコントロールすることで、自分の思った種類のパンチを相手に
出させることができる、なんて話がポンポン飛び出していました。

 

長谷川は、上記の方法で70%ぐらいの確立で、思ったパンチを出させる
ことができると言ってました。

 

いやぁ、匠を感じさせます、と思ったりもしましたが、一方で、痛みのある
拳を休めるのではなく、コツコツ固いものに当てて痛みを克服したとか、
固い柱をたたき続けて拳を鍛えたとか、クレバーなのかどうなのか
疑問に思う一面もあったりして、それはそれで興味深い内容でした。

 

 
我々の仕事でも、お客様を相手にやり取りをするシーンが多々ありますが
一瞬の間に考えられること、そして考えるべき事はまだまだあるんだなと
感じました。

 

そういえば以前読んだ本に、商談をする時など、相手から同意を引き出し
たい時には、相手の呼吸に合わせて話をするとうまくいく、というような
事が書いてありました。

 
ボクシングとは反対の使い方ですが、人と対峙する場合は、呼吸と間合い、
大切なんですね。
 
 
 

 

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