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スーパーSE #15:ITスキル・IT専門知識

どうも、BMOです。

 

今回は、ITスキルとIT専門知識についてです。

 
先ず、ITスキルに関してですが、ここで自分に合ったITスキル研修の
選び方を披露したり、IT研修ポータルサイトを紹介しても意味がないと
思っています。
(これを読んでくれている人も、そんな事は期待していないと思います)

 

 
ITスキルを身につけたければ、一言、現場、それもできるだけ本番環境に
近いところの作業に関わることです。

 

日中できるテスト環境のDB構築作業と、深夜行う本番環境のDB再編成作業の
どちらかを選択するチャンスがある場合、DBMSの関連スキルを身につけたければ
迷わず後者を選びましょう。

 

そして、自分のスキルぎりぎりか、それ以上の作業にチャレンジさせて
もらいましょう。

 

 

当然ながら、上席の責任範囲で仕事が任せられると思いますので、任せて
もらえる範囲内で。

 

それが、ITスキルを向上させるなによりの近道です。

 

 
次に、IT専門知識ですが、これも一言だけですが、何よりも好きである
こと、につきます。

 

義務感や責任感だけで身につけたIT知識は自分が能動的に
取り込んだ知識分だけしか増えません。
それも、数分の一ぐらいしか残りません。

 

 

だけども、ITが好きでありさえすれば、通勤の電車のなか、休日の街中、
リラックスしてみているテレビの番組、最新のIT知識を得るのはたやすい
ことです。

 

この情報過多の時代、各ベンダー、メーカー、その他IT関連の業界は
常に人の目に付くように、情報は発信し続けられていますので。

 

 

車を買った途端、自分の買った車と同じ車種が世の中に増えたように
感じるのと同じ、『カラーバス効果』が必ずあるのです。

 
なので、ITを好きになった時点で、世の中こんなことが、こんなところで
起こっているんだ、始まっているんだということが向こうから知識が
入ってくると思います。

 
だまされたと思って、好きになってみませんか?

 
そして、タフな現場に挑戦的に首を突っ込んでみませんか?
  

 
 
 

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スーパーSE #06:情報収集能力

どうも、BMOです。

 
今回は情報収集能力ということでお話したいと思います。

 
一言に情報収集能力と言っても漠然としますので、最初に検討の
ターゲットを明確にしておきたいと思います。

 

以下の図がそのイメージです。

 

 情報収集対象の図

 

 
横軸は、情報収集のターゲットとなる分野でテクニカルと書いて
いますが、要は情報収集の対象が具体的になりやすいか、ぼんやり
広く拡散しがちかどうかを示した軸です。

 

縦軸は、問題解決、知識獲得としていますが、これは緊急度を
意識した軸です。(当然、上方が緊急度が高いです。)

 

こう考えて、A、B、C、D それぞれの象限に対した、情報収集の
ポイントをお話したいと思います。

 

 

本題に入る前に、これまで本ブログであれこれ説明しようとして、
私の文章力では言葉のみで伝えるのは難しいなと感じていましたので、
今回手書きの図を入れてみました。
iPhoneのSketch Padという無料APPで書いてます。
(ペイントを使わないのは、、、聞かないでください)

 

 

 
先ず “A” です。
これは、緊急度が高く、ある程度情報を収集する対象も絞られる
ところなので、基本は有識者から直接情報を得ることを最優先で
考えるべきかと思います。

 
人に質問するのにある程度調べてからでないとといいながら、ネットで
あれこれ調べ始める人がいますが、残った時間と相談しつつ必要であれば
不十分な状態でも有識者にヘルプを求めるべきです。

 
問題が発生してから、有識者を探すのは時間もかかりますし、当りを
つけた有識者が課題解決にマッチするかも確実ではないので、スーパーSEは
自分が行っている作業分野の有識者は常に押えておくようにしておき
たいものです。
更に、不十分な状態でも情報を提供してくれる関係を普段から作り上げて
おく心がけも必要だと思います。

 

 
次に、 “B” ですが、これは自己の知識強化のためですので、時間的な
制約は少ないケースです。
これは、基本的にインターネットを通じで情報を収集するのが得策だと
考えます。特に、IT分野の情報であれば、検索を通じ最新の情報を取得
することが可能です。

 
ただし、情報の信憑性やその情報が自分の環境で効果を発揮するものか
などの見極めは自己の責任で行わなければなりません。

 
そのためには、
・自分なりの予測値(イメージ)を持った上で調査し、調査結果にギャップが
 あれば、そのギャップの理由を検証する。
・可能な限り複数の情報源より情報を収集し総合的に判断する。
・検証・実証可能な情報は自分で試してみる。

 
というような事を心がけておくと良いかと思います。

 
次に、 “C” ですが、これはいろいろなケースが想定されますが、
課題の事項に対して、信頼できる人とフェースtoフェースで相談するのが
一番の方法だと思います。
その際は、 “A” と同じく、課題解決のための有識者(相談者)を普段から
イメージしておくことが大切だと思います。

 

 
最後に、 “D”ですが、これはバーチャルな世界での情報収集を行うことも
リアルな世界での情報収集を行うことも、どちらも可能だと思います。

ここで “B” と “D” に関して共通で心がけておくべき事項があります。

それは、自分が必要としている情報はなんであるかを常に意識できて
いるかとう事です。

 

それができていれば、カラーバス効果により、自然と必要な情報は耳に
目に入ってきます。

 

日常生活(ITはそんなに無いか?)、日常業務、そしてネット上に、貴方が
必要としている情報がゴロゴロと転がっているはずです。

 

情報収集の基本は、それらをスルーさせない意識だと思います。
 
 
 

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