新世代ネットワーク NwGN

どうも、BMOです。

 
NGN(next generation network)と呼ばれる次世代ネットワークの
サービスがNTTから提供され始めていますが、その先にある
新世代ネットワークというものをご存知ですか?

 
それは、NwGN (New Generation Network)と呼ばれるもので、
情報通信研究機構という独立行政法人が中心となって、研究を進めて
いるネットワーク構想です。

 

http://nwgn.nict.go.jp/index.html

 
それによると、新世代ネットワークは

 

新世代ネットワークとは、インターネットの改良だけでは解決が困難な
社会問題の解決や、人や社会の潜在能力の開花とそれによる生活の質や
生産性の向上を可能とする、白紙から新しく設計されたネットワークです。

 

と定義されています。

 

確かに、NGNについては、現在のIPベースの技術の改善・改良でしかなく
上記に書かれている社会問題の解決というところではなかなか抜本的な
解決が難しいのも確かだと思います。

 
NwGNでは、社会的課題に対する、新世代ネットワークへの要求として

 

1. エネルギー課題
2. 災害課題

3. 医療課題

4. 食料課題

5. 防犯課題

6. 事故課題

7. 国内地域格差課題

8. 少子・高齢化課題

9. 国際経済格差

10. 教育

11. サイバーセキュリティ

 

などが挙げられており、今後の情報通信技術が担う役割はどんどん
大きくなることが想像に難く有りません。

 

NwGNを調べていて、どこかの記事で、

 

ペタビットクラスの大型ルータ消費電力量はおおむね1万キロワット
くらいに達し、これが100台もあるとなんと原子力発電1基分にもなります。

 

というような記事も目にしました。

(普通の大規模工業の電力消費量に比べると、びっくりする程の
 ことでも無い気もしますが、確実にエネルギー消費は増えますね。)

 

ただし、上記テーマは、NwGNで抜本的な対応を行うとしても、現行の
仕組みの中でも、可能なところはどんどん対応してくべきだと思いますし、
NwGNがあれば上記課題が解決されるということもないと思います。

 

 
詳しいところを知りたい方は、上記情報通信研究機構の
以下の、レポートをご覧ください。
http://nwgn.nict.go.jp/report/NWGN-Vision-NICT-Report2008-Revised.pdf

 

そんな先の話もいいですが、先ずは、NGNがどこまで浸透するか
気になるところですね。。。
 
 
 

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