人工細菌の作成に成功

どうも、BMOです。
 
自己増殖をする「人工細菌」を作ることに、米のチームが初めて成功した
というニュースを見ました。
 
 
生物学的な知識はあまり持ち合わせていないので漠然としかわかりま
せんが、これが成功したからと行って、人間が未知の生物を人工的に
作り出せるようなSFチックな世界に飛躍することはないだろうなとは
思います。
 
ただ、研究の方向性として当然ながら上述した様な事を念頭において
地道な基礎研究が続けられているのであろうという事は想像できます。
 
 
クローン技術についても、倫理的な観点から人のクローンについては
いろいろな禁止事項があり、様々なところで、様々な立場の人達が議論
していますが、実際に羊のクローンを作ることが研究の最終目的ではなく、
禁止されていない範囲で実施されている研究のゴールは人のクローンを
作るための技術なのかもしれません。
 
 
倫理的な観点を置いておけば、一番高度な生物とか一番進化した生物とか
言われる(いろんな意見があるので『言われる』で)生物であり、研究者
自身も属する人類に応用するというのが、研究者の究極の目的であるように
思います。
 
前者は、究極の学術的研究対象として、後者は、人類への貢献という
ある種の使命の対象として。
 
 
究極の研究ゴールがある限り、紆余曲折を経つつも一歩一歩そのゴールに
向かうのだろうか、と思うと少し恐ろしい気がします。
 
 
かなり突飛な発想かもしれませんが、どうしてもそのように生きてしまう
人類ですが、それも人類という生物の特性の一つとして捉えるなら、地球
上の一生物として、今後も地球上で適応していけるのか、淘汰されるかは
地球という系が判断する事なのかもしれません。
 
 
 

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