どうも、BMOです。
夕刊のコラムで面白い記事を見つけました。
タイトルが、あとの祭り、で何の事かといいますと、テニスや
ゴルフのフォロースルーの動きと脳の働きに関する記事です。
テニスやゴルフのフォロースルーは、ボールがラケットやクラブから
はなれてしまった後の動作なのに、どうしてボールの飛ぶ方向や
飛距離に関係があるんだろうという疑問に対し、最新の脳科学でわかった
事実を組み合わせて考察しています。
結論からいうと、人間がある動作を開始しようと考える前に脳の
特別な部位が活動を始めるという事実から、現実のボールインパクトの
瞬間より後の動作についての脳の活動が、ボールインパクト前に始まり
それがボールを打つという動作に影響を与えるのだと書いていました。
因果関係を考えると、ちょっと理論に飛躍がありそうですが、私が
感心したのは、その考察ではなくテニスやゴルフのフォロースルー
動作と脳科学の実験結果という別事象を関連付けて考える事ができる
すばらしさです。
人間日ごろから問題意識を複数頭に放り込んでいれば、論理の働き
ではなく、直感が働く事で結びつけが行われるんですね。
よい例をみせてもらったように思います。