月別アーカイブ: 6月 2010

はやぶさ、帰還

どうも、BMOです。
 
はやぶさが無事帰還しましたね。
 
度重なるトラブルに見舞われるも、技術者の知恵と決断でそれらを
乗り越えて3年遅れても無事地球に戻ってきたというのは奇跡に近いと
思います。
 
 
Webサイトに紹介されている記事をみても、迷子になって音信不通と
なったはやぶさを見つけ出し、制御不能になったエンジンもそれぞれの
生きている部分を利用して再生させるなど、技術者の執念を見た気が
します。
 
それと、問題が発生した際、それを解決するためのプログラムを作成し
はやぶさに送って実行させていたという事も、IT技術者としてとても
興味深いものでした。
 
 
そして、なにより、次の記事が私の印象に深く残りました。
(以下引用)
 
 
『はやぶさは同日午後7時51分、機体の前面から地球に向けてカプセルを
放出後、底面にあるカメラを地球に向けようと、180度向きを変えた。
姿勢制御用のエンジンはすべて故障しており、長距離航行用のイオンエンジンの
推進剤を直接噴出して、機体を回転させる離れ業を再び演じた。 』
 
 
いやぁ、格好良すぎます。
はやぶさ自身が考えてとった行動ではないのは当たり前ですが、地上の
技術者の最後の粋な命令をしっかりやり遂げたやぶさは男前です。
 
 
ノイズまみれの不完全な画像が、満身創痍の衛星の最後の仕事らしいです。
 
はやぶさからの最後の映像 
 

リボンの使い方、その2

どうもBMOです。
 
前回に引き続きリボンインターフェースに関してその使い方のTipsを
ご紹介したいと思います。
 
 
今回はリボンインターフェースでのキーボードショートカットの使いかた
についてです。
 
従来のメニュー形式では、メニューのリストに『ファイル(F)』のように
キーボードショートカット用の文字が記載されていました。
 
この文字に従って、例えExcelを終了させようとする場合、Altキーを押して
Fキーを押すことで、ファイルメニューが選択され、そのファイルメニューに
ある終了コマンドが、『終了(X)』なので、続いてXキーでExcelを終了
させることが出来ます。
 
 
すなわち、Altキー → Fキー → XキーでキーだけでExcelを終了させる
事ができます。
 
 
実は、リボンにも同様の機能が存在しており、Altキーを押すことで
リボンに文字が出ます。
Altキーの後に、その選択したいリボンに応じたキーを押すことで、
今度はそのリボンに含まれるコマンドにそれぞれ割り当てられた文字が
表示されますので、該当のキーを押すことでコマンドが実行できます。
 
 
これを覚えると、よく使うコマンドを素早く呼び出すことが出来ますので
作業効率を向上させることができると思います。
 
 
 

BMOの初心者集まれ【第43回:逆引き便利帳 #6】

どうも、BMOです。
 
今回は『素早くファイルを完全消去したい』と言うテーマで、
その実現方法をご紹介したいと思います。
 
 
Windowsでは、Deleteキーでファイルを削除しますが、削除されたファイルは
ごみ箱に入れられるだけで削除はされません。
 
これは、間違ってファイルを削除してしまった場合でも、ごみ箱から取り出せば
またファイルが元に戻るので便利な機能なのですが、実際のごみ箱と同様
どんどんごみ箱にゴミが溜まっていくという問題があります。
 
そのため、定期的にごみ箱を空にするという操作をしなければならなりません。
 
 
それも面倒だと思われる方は、Shiftキーを押しながらDeleteキーを押して
ファイルを削除してみて下さい。
 
この場合、ファイルを”完全に削除”してもいいかという旨のメッセージが
でると思いますので、本当に完全に削除して良い場合は、はい、でごみ箱を
経由せず完全にファイルが消去されます。
 
 
こうなると、特別なツールを使わない限り、Windowsの標準機能では
削除したファイルを復活させる方法はありませんのでくれぐれも気を
付けて実行してください。
 
 
 
 

昔の感覚

どうも、BMOです。
 
本日は、とても個人的な雑感です。
 
先日、年甲斐もなくスーパースポーツと呼ばれるカゴリーの
900ccのバイク(中古)を購入しました。
 
かつては、レーサーレプリカと呼ばれたカテゴリーなのですが、
2輪から遠ざかっている間に、知らぬ間にスーパースポーツという
名前に取って変わられたようです。
 
私が購入したバイクが、そのスーパースポーツという名前の
代表的なバイクであった事から、購入前にあれこれ調べている
うちにそういう知識も身につきました。
 
 
先ず最初に、そこそこの距離を乗ったのが、購入先のバイク店から
自宅まで30Km程度の道のりでした。
 
バイクに跨るのも10年ぶりでしたので、バイク店から引きとりの道のりに
少し不安もありましたが、乗ってみるとすぐに昔の感覚が蘇って
きました。
正確には蘇ったという感覚よりも、普通に今までと同じように操作
できたなという感じでした。
 
水泳、自転車、スキー等は一度覚えた感覚は無くならないという事を
聞いたことはありましたが、バイクも10年のブランクはあまり関係が
ないように感じました。
 
 
ただ、まだ強いブレーキングをしてみたり、ある程度バイクを倒し
込んで旋回したりというような事は試していないので、その辺りの
感覚も忘れていないかどうか今後じっくり探っていきたいと思って
おります。
 
 
あとは、バイクに乗っていると、何か問題が発生した時のダメージを
考えると危険性について真剣に考えますが、自分自身の危険に対する
感覚があの頃とどれぐらい変化しているかについても興味のある
ところです。
 
 
 

今週の発見#17:フィードバックの大切さ

【発見】
 技術を高めようとするならフィードバックをおろそかにしてはだめ。
 
 
【その心】
 髪を切りにいきました。
 
 ちょうど前の日にTVで大阪の人はシャンプーをしてもらう際
 『かゆいところはないですか?』と聞かれたら、ちゃんとどの辺りが
 かゆいか、どうしてほしいかを伝える傾向が強い、という事が
 話題になっていました。
 
 そこで、お店の人に実際どうですか?と訪ねてみたところ、確かに
 関西は多いですね、という答えでした。
 
 そうなんだ、と納得して聞いていると、続いて、そうやってかゆい
 所を伝えてもらっていると、かゆいところとして指示される所って
 結構傾向がある事に気付くんです、という話も聞きました。
 
 話てくれた担当の人は、自分がシャンプーの練習台になっている
 時にも、実際にそうなのか確認したり、どうしてそこがかゆく感じる
 傾向にあるのか自分なりに分析されたそうです。
 
 その理屈も教えてもらったのですが、ここでは置いておいて
 技術者たるものは、常にフィードバックしてもらえる情報を大切にし、
 そこから更に向上できる糸口を探し出す、とうスタンスは忘れては
 いけないなと気づきました。
 
 
【一言】
 『私の技術で足りないところはないですか?』