【発見】
納得性のない前提なら無い方がまし
【その心】
システム開発でも、建設工事でも、前の人の仕事内容があって、次の人が
その仕事の上に自分の仕事を積み重ねていくということがよくあると
思います。
当然前の人の仕事はきっちり終わっているという前提で、作業を組み立てて
いくのですが、常にその前提は成立しているでしょうか?
第三者がそれを担保した上で、次の工程に引き継がれるのが通常ですが、
その前提(前の人の仕事)は自分自信で納得できるものかどうかを見極める
事も大切だと考えます。
第三者がOKを出した前提を、次の工程の人が異を唱える事はおかしいかもしれま
せんし、許されない事かもしれません。
ただ、納得できない前提の上に立てたものは、砂上の楼閣と同じで少しの外乱で
すぐ倒れてしまう危険性をはらんでいます。
無い方がまし、という表現は少し過激ですが、その前提が揺らぐものであるという
認識を持って仕事を進めることができれば自ずと危険は回避できると思います。
【一言】
前提を逃げに使いたくなる気持ちはわかりますが、そうしちゃうと高い確率で
破綻します。