日別アーカイブ: 2009 年 6 月 7 日

BMOの初心者集まれ【第21回:インターネットの仕組み、#11】

どうも、BMOです。

 

引き続きインターネットのセキュリティに関しての話題です。

 

テーマは暗号化。

 

暗号化というと、何か物々しい雰囲気がありますが、インターネットを
安全に利用するためには、気をつけておくべきポイントです。

 

インターネットというネットワークはみんなの共有物なので
いろんな人のデータが流れています。
昔のスパイ映画で、電話回線に装置をつけて、電話での話の中身を
盗聴するというシーンがありましたが、インターネットでも、悪い人が
故意に通信している内容を盗み聞きすることも可能です。
そこで、そんな事をされないようにするために暗号化技術があります。

 
インターネット上では、いろいろな暗号化が行われておりますが、
一番よく使われるブラウザでホームページを閲覧する際の暗号化を例に
説明します。

 

ブラウザを使っていて、鍵のマークが出たり、最近ではアドレス(URL)バー
のところが、緑色になったり、赤くなったりすることがあると思います。
これが、ブラウザでホームページを見ている時の暗号化の有無を表す
ものになります。

 

 

鍵がかかっているマークが出ていたり、アドレスバーが緑色になっている
場合は、通信は暗号化されて他の人が内容を盗み見ることができない
状態になっています。

 

昔でいうと、盗聴対策に、隠語で会話するという事でしょうか。
PCの場合は暗号化は全てPCが自動的に行うので、会話全編が隠語で何を
しゃべっているかすら分からないでしょうけれど。

 
加えて、相手が本人であるかも確認してくれます。
映画ターミネーター2で、犬の名前で母親本人かターミネーターの偽装かを
見抜くシーンがありますが、ブラウザの暗号化でも相手が本当の(という
表現が正しいかは別として)ホームページかどうかも判断してくれます。

 

 

本人確認の方法は、話せばこれまた長くなるので、割愛しますが
『認証局が発行するデジタル証明書』というものを利用して本人確認を
行います。
乱暴に言うと、本人が知っている犬の名前やヤマ-カワの合言葉に似た
モノだとイメージしてもらえたらいいと思います。

 

 
こういう技術(SSLと呼ばれます)で、相手の見えないインターネット上の通信は
保障されるのだという事を知っておいて頂ければと思います。

 
なので、個人情報を入力する時や、口座番号、クレジットカード番号を
入力するときなどは、鍵マークを是非確認してくださいね。
 
 
 

 

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