日別アーカイブ: 2009 年 5 月 8 日

スーパーSE #08:論理的思考能力

どうも、BMOです。

 
今回のテーマはロジカルシンキング(論理的思考)です。

 

 

といっても、体系的なロジカルシンキングの手法について述べるだけの
知識もバックボーンも有りませんので、ここでは私の経験からロジカル
シンキングの手法(だと思っている?)の中で、SEの仕事場面で心がけて
おくとよい事柄についてお話したいと思います。

 
いきなり寂しい話ですが、ロジカルシンキングを行うことによって、
必ず正しい答えを導き出す事ができるかというと、残念ながらそうでは
ないと思います。

 
ただ、論理的思考を意識することで、少なくとも自分の考えている事を
ある程度正確に相手に伝え、理解してもらうことができると考えます。

 

 

そうなれば、多くの人から正しいフィードバックが得られ、最終的に
よりよい答えを導くことが出来ると思っています。
そのために、心がけておくべき事項をいくつか紹介したいと思いますので
お役に立てば幸いです。

 

 
先ず第一に、何を言いたいのか、要するに何なのか、の結論に重きを
置いて考え、そして相手に伝えるということが大切です。

 

SEの仕事ではスピードを求められる事が多々あると思いますので、
結論に関しては先ずは自分で考えた仮設を置いてみるということも
必要です。

 

 
次に、結論だけがあっても、その結論が本当にそうであるのか?、という
問いに耐えられる裏づけがないといけません。

 

そのために、自分が導き出した結論の裏づけや、その結論に至った経緯
などを明確にする必要があります。

 
その際に大事なのが、その根拠となる情報を漏れなくダブりなく、即ち
MECE(ミーシーもしくはミッシー、Mutually Exclusive and Collectively
 Exhaustiveの略)に探ることができているかがポイントです。

 

 

そこがちゃんと出来ていないと、こんな場合はどうなの?、とか他に
考えるべきところは無いの?、という疑問が相手から出たりします。

 

それどころか、正しく全体を見据えていない判断は、間違った答えを
出してしまう可能性が多くなりますから気をつけるべき点です。

 

 
最後に、自分の出した結論を整理したり、問題点を掘り下げていく時に
ピラミッドストラクチャーやロジックツリーを使うのがよいと思います。

 

詳しい説明は、各自調べてもらえればと思いますが、要するに自分の
思考の流れを可視化して、自分自身や第三者が考え方について、不備が
ないかを検証できる形にするための方法です。

 
つたない説明でしたが、こういうことに気をつけながら、自分の考えを
まとめたり、プレゼンをしたりすることで、きっとみなさんのSE力は
向上することと思います。

 

是非実践で役立ててください。
 
 
 

タグ , , , ,