月別アーカイブ: 5月 2009

BMOの初心者集まれ【第20回:インターネットの仕組み、#10】

どうも、BMOです。

 

インターネットのセキュリティの仕組みについて、ここから数回に
渡り説明していきたいと思います。

 
先ずは、認証のお話から。

 

インターネットでは使っている人の顔がみえませんので、使っている
人が本人かどうかを確認する必要があります。

 

その本人かどうかを確認する技術が認証技術と呼ばれるものです。
通常、よく使われるのが、ユーザIDとパスワードで認証を行う
ものです。

 

ユーザIDというのは、ユーザをひとりひとり区別するために割り当て
られる番号みたいなものです。銀行でいうと口座番号のようなもの
です。
それに対してパスワードは、その人しか知らない数字や文字で、
銀行でいうと、キャッシュカードの暗証番号に相当します。

 
最近のインターネットサイトでは、安全性を高めるため数字とアルファベットを
交えたものをパスワードにしてくださいと言われたりしますが
単に数字だけで桁数が少ないものですと、総当りで見破られたりする
可能性もありますので、極力数字とアルファベットを組み合わせて
最低6文字、できれば8文字程度がよいかと思います。

 
それと、パスワードに関しては、忘れやすいのでほとんど統一して
いるという方もいらっしゃるかもしれませんが、それは避けた方が
いいと思います。

 

パスワードの管理に関しましては、それぞれのサービス提供者が
責任を持って管理しますが、管理のレベルも信頼性千差万別です。

 

なので、セキュリティレベルの低いサイトに登録していたパスワードが
もれる事で、お金に関係するような大切なパスワードも一緒にもれて
しまうということが無いように、最低でもインターネット上のあまり
重要でないサービスを受けるときのパスワードと、インターネット
バンクや、ネット証券などお金が絡むような大切なサービスの
パスワードは別にしておくことをお勧めします。

 
ちなみに、ワンタイムパスワードや使い捨てパスワードと呼ばれる
自動的にパスワードを発生させる機器を貸与してくれるサービスも
あります。その場合は毎回パスワードが変わりますので、万一
パスワードがもれた時にでも安心です。
(次回は違うパスワードになるので)

 

また、個人的には、ブラウザの自動パスワード補完機能はあまりお勧め
できません。

 
ブラウザがパスワードを覚えているので、他人がその人のPCを
操作しても、パスワードを自動入力してくれるので、便利ですが
危険です。

 

少なくとも、上記のような大切なサービスのパスワード保管は
やめておいた方がいいと思います。

 

 

寂しい話ですが、実際の世の中もインターネットの世界も自分の身は
自分で守らないといけない世界ですので、面倒でもセキュリティに
関してはちょっとした手間を惜しまないようにしましょう。
 
 
 

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マスクバブル?

どうも、BMOです。

 
先週、東京に出張しましたが駅や空港でマスクをしている人の
姿がめっきり少なくなっていることにびっくりしました。

 

そんなことを言いながら、私も出張時に、既に買い込んでおいた
マスクを持参するのを忘れたという、緊張感の無い状態でしたが。

 

 
で、週末のニュースだったか何かの番組を見ていたところ、
新型インフルエンザのマスクバブルもさっさとはじけてしまった
という事を言っていました。

 
新型インフルエンザの話題が出始めたときには、マスク用の
不織布を製造している会社の株価がどっと上がりましたね。

 
また、すぐさま街角からはマスクが品切れ状態となると共に、
マスクの値段も上昇したと聞きます。

 

実際にネットオークションなどでもマスクが高値で取引される
ようになったようです。

 

一説には、不織布の輸入元の中国が仕入れ値をどっと上げたから
ということもあるようです。

 

 
なんじゃそりゃ、という感じもありますが、流行ものにすぐ
飛びつく日本人の行動パターンを見たようでなんだか寂しい感じが
します。

 
神戸でも、駅職員のマスク着用もなくなったようですし、感染の
拡大がそれほど大きくなくてよかったと思います。

 

 
ただ、免疫の無い新型インフルエンザは、多くの人が罹患するか
ワクチンの摂取が行き渡るまで、波状的に流行するとの事なので
マスクバブルが去ったこの時期に、必要数はしっかり確保して
おくのもよいかと思います。

 

腐るものでもないとおもいますので、ぜひ。
 
 
 

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スーパーSE #11:行動力

どうも、BMOです。

 
当初宣言していた、スーパーSEになるためのテーマも底をついて
きました。

 

テーマを追加するか、何か他のコーナーを考えるか、そろそろ
考えないといけませんね。

 

 
さて、今回のテーマは行動力。

 

みなさんの周りにも、あの人はアクティブだなぁと感じさせる人が
いると思います。

 

テクニックというよりは精神論ですが、私が普段自分の行動力に
ブレーキをかけないために心がけていることをご紹介したいと
思います。

 

 
行動力をアップするためには、当たり前ですが

 

・前向きな気持ちを高める
・後向きな気持ちを抑える

 

の方法があります。

 

 

先ず、前者ですが、前向きな気持ちを高めるためには、自分自身で
限界を決めてしまわないことです。

 

どうせできてもこれぐらい、等と自分自身の限界を簡単に決めて
しまっては、なかなか積極的に行動はできません。

 

和田アキコさんのマージャン必勝法は、『勝つまで止めない』、という
事らしく、リミットを設定しなければいつか勝利はやってきます(笑

 

リスク回避の発想についても、転んでしまうかもしれないというリスクを
走らないという方法で回避する発想ではなく、世の中ひじ、ひざの
サポーターも売ってるし、サポーターを確保して全力で走ろう、と
発想する方が行動もよりアクティブになると思います。

 

 
一方、後向きな気持ちがでないようにするためには、最悪の状態を
想定して、そうなっても決して再起不能な状態にはならないであろう
という事をイメージする事が大切です。

 
乱暴な言い方をすると、『命までは取られない』、というレベルを
行動を起こす・起こさないの基準にするのも一つの手だと思います。

 

流石に、人間一度死んでしまえば、起死回生、一発逆転のチャンスは
潰えてしまいますが、生きていればリカバリーは効くものです。
(と、考えてみるということです。)

 

 

また、当然ながら実際に行動を起こして失敗する事もあると思いますが
そうなった場合でも、もう二度とチャレンジしないという発想をもつ
のではなく、経験は常に絶対値であり、成功した時のプラスの経験も
大切ですが、失敗したときのマイナスの経験も、絶対値をとれば、
全てプラスの経験に転じるという信念が大切です。

(これは、ホントに『信念』 のレベルですね)

 
どうでしょうか、少しは気持ちが前傾姿勢になって頂ければ幸いです。

 

# そんな、能天気な意見には付き合ってられない、と腰が引けた方
# ごめんなさい・・・
 
 
 

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100Gbps Ethernet

どうも、BMOです。

 
100GE光サービスの実証試験が行われたそうです。

 

http://www.computerworld.jp/topics/interop/147929.html

 

 

通信速度に関しては、ギルダーの法則という通信網に関する法則

 

「通信網の帯域幅は6ヶ月で2倍になる。」

 

というものがありますが、さすがにイーサネットはそこまでは
達していないようです。

 

 

イーサネット自体は、ムーアの法則、つまり、10年で100倍の
ペースでしか速くなっていないようですが、これにしたって
驚くべきペースでの向上だと思います。

 

 
ただ、技術的な通信帯域の拡大は歓迎すべきことだと思いますが
一方で、インターネット上のメールの9割がスパムであるという
話があったり、インターネット通信の帯域の半分以上がP2Pファイル
共有のデータであるという話があったりで、広げた帯域の使い方も
真剣に検討していくべきだと思います。

 
使えるものは使わないと損という発想は個人的に分からなくも
ないのですが、やり過ぎは禁物ですよね。
 
 
 

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ボクシングの匠

どうも、BMOです。

 
やっとリアルタイムネタが書けるようになってきました。
(なんのこっちゃ?、と思われた方は気にしないでください。)

 

 
27日の深夜、NKHでディープピープルという番組をたまたまみつけ
ました。

 

後で調べてわかったんですが、この番組はNHK番組たまご、という
企画で、レギュラー番組になる前の試験番組で、評判がよかったら
レギュラー化もあるかも、というような番組を紹介する企画の
ようです。(NHKが見る側の人を意識するなんて変わりましたね)

 
横道にそれました、本題です。

 

 

 

どんなディープなピープルが出ていたかというと、長谷川、畑山、浜田
というボクシングの世界チャンピオン経験者の話でした。
(長谷川は現役で8連続防衛中)

 
私の勝手なボクシングのイメージは、極限までトレーニングを積んだ
ボクサーは頭で考える前に体が反応して戦っていることが多いのかなと
勝手に想像していましたし、そちらの方が考えながら動くより、コンマ
何秒かでも早く相手を打つことができるのかなとも思ったりもしました。

 
ところが、番組では、相手の呼吸を読みながらパンチを出すとヒット
する確立が上がる、とか、戦っているなかで相手の癖を読んで、自分の
顔の位置をコントロールすることで、自分の思った種類のパンチを相手に
出させることができる、なんて話がポンポン飛び出していました。

 

長谷川は、上記の方法で70%ぐらいの確立で、思ったパンチを出させる
ことができると言ってました。

 

いやぁ、匠を感じさせます、と思ったりもしましたが、一方で、痛みのある
拳を休めるのではなく、コツコツ固いものに当てて痛みを克服したとか、
固い柱をたたき続けて拳を鍛えたとか、クレバーなのかどうなのか
疑問に思う一面もあったりして、それはそれで興味深い内容でした。

 

 
我々の仕事でも、お客様を相手にやり取りをするシーンが多々ありますが
一瞬の間に考えられること、そして考えるべき事はまだまだあるんだなと
感じました。

 

そういえば以前読んだ本に、商談をする時など、相手から同意を引き出し
たい時には、相手の呼吸に合わせて話をするとうまくいく、というような
事が書いてありました。

 
ボクシングとは反対の使い方ですが、人と対峙する場合は、呼吸と間合い、
大切なんですね。
 
 
 

 

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