月別アーカイブ: 4月 2009

NETBOOKでWindowsの売上落ちる

どうも、BMOです。

 

Windowsの売上高が減少した原因はUMPC/Netbookであるとマイクロソフトの
幹部が認めたという記事を見ました。

 

マイクロソフトのCFO(最高財務責任者)曰く、「Netbookが登場する前は、
Windowsの売上高の推移は、PCの販売動向とほぼ一致していた」との事で
裏を返せば、Netbookの登場で新規に出荷されるPCに最新のOSではなく、
旧型でも安価なOSが搭載される傾向が強いということです。

 
これまで、新しいOSに数多くの新機能を搭載し、要求するハードウェアも
より高度なものとなる傾向にあったWindowsですが、VISTAへの移行が
なかなか進まない背景として、今ユーザが求めているレベルのものと
マイクロソフトの提供しようとしているものの乖離が顕在化してきている
のではないかと思います。

 

 
前々回のブログにも書きましたが、Windows以外のOSにとってはクライアント
側のOSの役割別の住み分けが進むことで、新たな定位置を確保するチャンス
が到来したのではないでしょか。

 
一方、マイクロソフトにとってはユーザが望むレベルの機能をユーザが望む
適切な価格で提供するということを実現しなければ、今後の状況は厳しく
なると思われます。

 

 
そういえば、マイクロソフトが中古の再生パソコンに海賊版OSをインストール
されることを嫌って、格安の正規OSを販売するという話も聞きました。

 

クライアントの機能別の細分化もさることながら、新品-中古という
クライアントカテゴリも考慮に入れないといけないとなると、そこそこ
高くても確実に売れるOSという位置づけはもはや過去のものなのでしょうか。
 
 
 

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豚インフルエンザと不審メール

どうも、BMOです。

 
世界中で豚インフルエンザがひろがっていて、感染爆発の危険性が
取り沙汰されています。

 

空港では、ハンディのサーモグラフィをつかって、発熱している
感染者を特定しようとしているようで、ハイテク機器が活躍して
いますね。

 

ただ、機器はハイテクですが、検査しているのが検疫官で一人ひとり
映しながら検査しているのであれば、漏れ、抜け、間違いなどない
のかなと少しだけ心配になりました。

 
飛行機は、外気の取り入れと、空気循環を併用しているようなので、
10時間以上のフライトなら、循環分の空気からウィルスの検知ができる
のではないかと素人的に思うのですが、どうなんでしょうか。

 

 
それと、がっかりしたのが、豚インフルエンザの注意喚起のメールの
ふりをした、不振なメールが出回っているというニュースを見ました。

 

豚インフルエンザに関する知識に関する情報として添付ファイルが
付いているようで、それを開くとウィルスに感染するおそれがある
ようです。

 

そもそも、自分のメールアドレスを知るはずもないところからのメール
には十分気をつけるべきだと思います。

 

また、信頼出来そうな相手からの添付ファイルでも、すぐに開くことは
せずウィルスチェックをしてから開くようにした方がよいと思います。

 

 
それにしても、本物のウィルスに便乗しようというのも、本物より
たちが悪いですね。

 
みなさん、リアルな世界でも、バーチャル名な世界でもウィルスには
気をつけましょうね。

 

PCにはウィルスチェックソフトというマスクは必須ですよ。
 
 
 

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Android搭載のNetbookが登場

どうも、BMOです。

 
この不景気の中、低価格のNetbookといわれるノート型パソコンの売れ行きが
好調です。

 

そのNetbookで、Googleの提供するAndroid OSを搭載したモデルが発売予定で
あるという記事を目にしました。

 

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/28/news064.html

 

 

Netbookでは、Linuxや一世代前のXPを採用しているものが主流ですが、
Android OSベースのNetbookがどこまで普及するか興味のあるところです。

 
Netbookの使用用途として考えると、無線アクセス機能があり、バッテリーが
長持ちして、そして、ブラウザが軽快に動けば十分だと思いますので、
それに加え、Google一流の人をあっと愕かせる目玉技術があれば十分
戦うことができる分野だと思います。

 

 

現在のオープン環境では、サーバとクライアントである程度の住み分けは
確立されてきましたが、今後はクライアントの中でも、使用用途に応じて
OSの住み分けが進んでいくのではないかと思います。

 
デスクトップ -> NotePC -> UMPC/Netbook -> PDA -> 携帯

 
マイクロソフトがWindowsMobileで携帯分野にも攻勢をかけようとしている
なかで、携帯OSから逆に侵食してくるという構図もなかなか面白いですね。

 

 
また、低価格で使い勝手の良いNetbookがクラウドサービスへのよい窓口に
なってくれることも、今後期待したいことの一つです。
 
 
 

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ファイル操作のWindowsTips

どうも、BMOです。

 
週明けはWindowsの便利キーを紹介する日、みたいな感じになって
きましたが、ネタが尽きるまでお付き合いください。

 

ちなみに、先日ここで紹介しているTipsが、役に立ってるよ、と
声をかけてもらう機会がありました。
自分が発信した情報が、誰かの役に立っている事を実感できるのは
うれしいこですね。

 
では、始めたいと思います。

 

 

(1) ファイル名の一括変更
 デジカメや携帯で写真を撮った時のファイル名は、決まったファイル名に
 連番が付けられている場合が多いと思います。

 
 みなさんは、写真を整理したり、誰かにファイルを渡したりするために
 ファイル名を付け直したりする事はありませんか?

 

 そんな時は、次の簡単な手順でファイル名を一括して変更できます。

 
 ファイル複数選択 -> [F2] -> 最初のファイルのファイル名を変更
 ([F2]はファンクションキーのF2を押します)

 

 そうすると、選択したファイル全てが、最初に変更したファイル名+
 連番に変更されます。

 
 ちなみに、ファイルを複数選択する場合は、Ctrlキーを押しながら
 ファイルを一つずつクリックするか、先頭のファイルをクリックして
 選択した後、最後のファイルをShiftを押しながらクリックすると
 ファイルが複数選択できます。

 

 

 

(2) ファイルプロパティの表示
 ファイルのプロパティを表示させるために、みなさんは右クリックで
 メニューを表示させて、プロパティを選んでいるでしょうか?

 
 もし、そうしているなら、Altキーを押した状態でプロパティを表示
 させたいファイルをダブルクリックしてみてください。

 
 一発で、プロパティを表示することができます。

 

 ただし、複数ファイルまとめてのプロパティ表示は、この方法では
 できません。

 

 

 

(3) 複製時のCtrlキーの使用
 前回のPowerPointのTipsでも、Ctrlキーを図形の複製で使えますと
 いうお話をしましたが、ファイル、フォルダ操作でも同様です。

 

 Ctrlキーを押しながら、ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップ
 してみてください。
 アイコンに+マークが付いて、ドロップ先にファイルやフォルダが
 複製されます。

 

 

ちょっとしたノウハウですが、知っていると何かと便利なので
是非ご活用ください。
 
 
 

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BMOの初心者集まれ【第15回:インターネットの仕組み、#5】

どうも、BMOです。

 
インターネットのネットワークの仕組みに関する第二回目です。

 

今回はTCP/IP(てぃーしーぴー・あいぴー)についてお話します。
と言っても、技術的なお話をメインにするつもりはなくて、概念だけ
覚えてもらえればいいかなと思います。

 
TCP/IPというのは、インターネット上でコンピュータ同士がデータを
やり取りするために使われる作法です。

 

皆さんは電話をかけるときに、いきなり電話にでた相手に名乗らず
用件を話し出すというようなことはしませんよね。

 

先ず、『もしもし』、と言って、向こうが、『はい、xxです。』
と応えてくれて、『xx、ですが、xxがxxなんですが、、、』と
自分も名乗った後、用件を伝える、というような暗黙のルールで
会話をしていると思います。

 
コンピュータ同士も、いきなりデータを相手に投げつけるわけでは、
なく、『もしもし』、『ハイハイ』のやり取りをしているのです。
(決して、パソコンが声を出してしゃべっているわけではないです)

 
全世界につながっているインターネットですから、世界標準の作法
(プロトコルといいます)があって、それにTCP/IPという名前が
ついているのです。

 
通常、電話の仕組みは理解していなくても、電話をかけることは
できるのと同じように、コンピュータの通信も特に仕組みを理解して
ないと通信ができないということではありません。

 

問題が発生した時や、もっと便利に使いたいときには、理解しているに
越したことは無いのですが、電話でいう電話番号に相当するもの
(これをTCP/IPの世界ではIPアドレスといいます)さえ押さえて
いれば、基本的にネットワークに接続して、インターネットを楽しむ
ことができます。

 
自分でパソコンをセットアップしてネットワークにつないだ経験の
ある人は、手順の中で 192.168.0.123 というようなピリオドで
区切られた数字を入力したことがあるかもしれません。

 

これが、IPアドレスと言って、コンピュータをネットワークにつないだ
時に、そのコンピュータを識別するためのIDとなります。
世界中につながっているインターネット上には、このIPアドレスが
重複することなく割り当てられて、電話番号と同じように、この
アドレスさえ知っていれば、直接そのIPアドレスを持ったコンピュータと
通信することが可能です。

 

当然ながら、相手側が通信してもいいよ、と許可をもらえることが
大前提です。許可ももらわずこっそり勝手に通信を始めたりするものは
ウィルスと呼ばれます。

 

 
最近では、セットアップも簡略化、自動化が進んで、IPアドレスの存在も
特に意識させないようになってきているように思いますが、少なくとも
自分のパソコンには何らかのIPアドレスが付与されて、通信している
という認識は持っていただけたらなと思います。

 
次回は、自分のパソコンはインターネットに接続しているけれど
どんなつながり方をしているの?

 
というようなところについて、一般論にはなりますが、お話したいと
思います。
 
 
 

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