月別アーカイブ: 3月 2009

腐敗ビットという言葉

どうも、BMOです。

 
みなさん、腐敗ビットという言葉をご存知でしたか?

 
なんて尋ねている私も、先日さるホームページで知りました。

 
これは面白く、また切実なキーワードなので、皆さんにも是非お伝え
しておきたいなと思ってテーマにしました。

 
ビットが腐敗するってどういう事かといいますと、賞味期限など一見
なさそうなディジタルデータですが、そのデータを処理するアプリ
ケーションソフトが時間と共にサポートされなくなり、データ自体が
利用できなくなる(=腐る)事をいうらしいのです。

 
そう考えると、大学院時代の修士論文(JUSTシステムのDuetという
英語ワープロで作成)は完全に腐りました。 orz
そもそも、5インチのFDが読めない。。。

 

 

その他、身の回りにも腐敗したビットがいろいろあるかもしれません。

 
アプリケーションソフトと共に、データも不要になれば問題ないの
ですが、例えば動画などのフォーマットが過去の遺産になってしまう
事も考えられますので注意が必要ですね。

 

 

腐敗が進まないようにどうするかは、そのHPには書いていません
でしたが、腐敗が起ってはいけないデータについては、互換性のある
最新のアプリケーションで、常に最新のデータフォーマットに変換して
おくことが一番なのでしょうか。

 
それとも、そもそも高度なフォーマットを利用せず、文書であれば
テキスト形式で保存するなんかも手としてはあるかもしれません。

 
ただし、アプリケーションの機能で情報を付加しても、標準フォーマット
にすることで、情報量が欠落することもありますし、どちらがいいので
しょう。

 

 
今後は、ディジタルデータの保存量も飛躍的に高まると思いますので
みなさんも腐敗ビット対策には十分お気をつけください。
 
 
 

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真夜中のラブレター?

どうも、BMOです。

 
去年の記事で恐縮なのですが、GoogleのMail機能で面白い機能を
見つけましたので紹介します。

 

元ネタはコレです。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/08/news023.html

 
Googleが「真夜中のラブレター」を防ぐというものです。

 

何かというと、真夜中にラブレターを書いていて、あまりにも自分の
世界に入りすぎてしまって、翌日冷静になってみると、あんなメール
出すんじゃなかったと後悔することがあると思いますが、それを
防いでくれるというものです。

 
英語版しか無い様なのですが、週末の深夜とかの予め指定しておいた
時間にメールを出そうとすると、本当にメールを送りたいかどうかを
問いただしてくれるのです。

 
その問いただし方にシャレが利いていて、自分がまともな精神状態かを
判定するための、簡単な計算問題が表示されるのです。

 

数問の簡単な足し算、掛け算を解かないとメールを送れないという
仕組みで、計算をしているうちに、我を取り戻すという寸法です。

 

 
実際にGoogleの技術者の中で、イタいメールを出した経験のある人が
いて、この機能を是非実現させようとしたんでしょうね。

 

その機能をまた、公開してしまうのがGoogleの面白いところです。

 
日ごろの生活の中で、改善した方がよいことがあると、すこし無理やりの
感は否めませんが、ITの世界で解決してしまおうという姿勢が個人的に
大好きです。

 
計算機を発展させてきた歴史は、技術者がどうやって楽してやろうか、
どうやって、便利にしてやろうかというチャレンジの歴史だと思います
ので、Googleのこういう発想、チャレンジは是非とも拡大していって
ほしいと思いますね。

 
毎回、Googleには関心させられます。

 
このネタとは全然関係ないですが、私の友人で、アツくなって間違い
電話をしてきた相手(女性)と結婚しちゃった人がいます。

 

 

世の中、冷静にならない方が良いこともあるんですね (^_^)
 
 
 

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BMOの初心者集まれ【第11回:インターネットの仕組、#1】

どうも、BMOです。

 
今回から数回に渡って、インターネットの仕組みについて、いろいろな
側面からわかりやすく説明していきたいと思います。

 

今までの初心者集まれコーナーの記事を振り返ってみると、文章だけで
説明しようとしているからなのか、乗ってくるといらんことを書いてしまう
からなのか、くどい説明が多いように思います。

 

大いに反省です。

 

端的に、分かりやすい言葉で、ポイントを説明する!

 
インターネットの仕組みについての回は、コレを心がけて進めて
いきたいと思います。

 
さて、いきなり核心ですが、インターネットとはなんでしょう?

 

ちょっと、ズルをして他人の意見を調べてみました。

インターネットはツールである。
インターネットはコミュニティ・メディアである。
インターネットは民主主義である。
インターネットは未成熟である。
インターネットは相互主義である。
インターネットはカオスである。
インターネットは平等主義である。
インターネットはマルチメディアである。
インターネットはインタラクティブである。
インターネットはカルチャーである?

 

電子情報通信学会ホームページより抜粋
http://www.ieice.org/jpn/kagaku/inet/intro/book/hitokoto.html

 

 

うーん、わかったようで分からないですよね。

 
私が一言で説明するとなると、

 

インターネットは世界を結ぶ超高速道路である。

ということになります。

 
点数でいうと、65点ぐらいの出来ですね、、、

 

これから数回に渡って、その高速道路がどのように繋がっているのか?
その道路には主にどういう車が走っているのか?、
行き先は間違わないのか?
渋滞は起きたりしないの?

 

等の疑問に答えていきたいと思いますので、ご期待ください。
 
 
 

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進化する回転寿司

どうも、BMOです。
先日、友人の家族と共に某有名回転寿司に行きました。

 
その回転寿司チェーンは、いろいろなアイデアを出すことで有名で
例えば、レーン上に長く回っているお寿司が自動的に排除されるとか
お皿の自動回収システムがあったりとかする店です。
多分、みなさんも良くご存知だと思います。

 

先日行った店は、少し前に新しく開店した店で、その店に行くのは
初めてでした。

 
そこで、3点ほど『へぇー』と思うことがありました。

 
その1) テーブルが小さくなっている
 回転寿司のテーブル席は、お皿を置くスペースをとる必要があるのか
 テーブルの面積が結構大きく取られているイメージがありました。
 でも、そこのお店は、お皿回収システムがあるのも理由の一つかも
 しれませんが、テーブル面積た小さく、前の人との距離が近く感じ
 ました。(お客さんを沢山入れる工夫なんでしょうね、また、すぐに
 お皿回収システムに皿を入れてくれやすくもなりそうです)

 

 

その2) ゲームが進化
 お皿回収システム(説明は省きます、ご存知じゃない方ごめんなさい)に
 連動して、5枚回収の度に一回ゲームができるという、ビッくらポン、
 というのがありますが、これが当たり率が高くなって、子どもは大喜び
 でした。(なんのことはない、当たりのおもちゃが、ほとんどシールに
 なって当たりを増やしただけなんですが、なんとなく当たるとうれしい)

 

 

その3) パフェで値引き
 パフェを頼むと、全皿約10円引きになるというキャンペーンをして
 いました。
 (子どもが沢山来るところでは、一人だけパフェを食べるなんてことは
 多分しないので、全皿10円引きが呼び水となって、お子様全員パフェ
 ご注文!となる事を期待してなんでしょうね)

 
 でも、我々は子ども5人で、一つのパフェを仲良くいただき、しっかり
 全皿値引いてもらいました(笑

 
いやぁ、上手ですね。
流行るお店を作るためには、日々の創意工夫が大切なんだという事を
改めて感じました。

 

 
そういえば、入り口に大きな待合室がありましたが、それも納得かも
しれません。
 
 
 

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スーパーSE #02:見える化技術

どうも、BMOです。
今回のテーマは『見える化』です。

 

 

前回は、自分に関係するものに対する『観察力』を強化しよう、という
事をお話しましたが、自分が収集した情報は一緒に仕事をするメンバーと
共有してこそ、その価値が高まります。

 
そこで、『見える化』です。

 
『見える化』には、組織の中で普段見えにくいもの、見せたくないものも含め
だれでも、いつでも、見えるようにしましょう、という意味があります。

 

ただ、今回身につけてもらいたいスキルは、SEの個人スキルということもあり、
SE自身が持っている情報を、

 

 

 『見える』=『理解してもらいやすい・考えてもらいやすい』形で
アウトプッする、

 

  

という観点で捉えてみたいと思います。

 

 

これが浸透すれば、必然的に組織としての『見える化』も進むはずです。

 

 
では、SEが備えておくべきアウトプット作成時の『見える化』スキルとは
どういうものでしょうか。

 
私の考える『見える化』スキル強化ポイントをベタですが、P-D-Cサイクルに
沿って3点ご紹介します。

 
(1) Plan:アウトプット対象について理解を深める
  相手に何かを伝える際、自分自身が理解している以上に相手が理解して
  くれるケースは稀です。
  アウトプット(報告書、議論のたたき台、何でもいいですが)作成前には、先ず
  対象に対する理解を深め、理解できないところや、説明できないところが
  あれば、調査したり、有識者に尋ねたりして、不明部分を残したまま作成に
  着手しないようにしましょう。
  理解が間違っていることと、理解していないことは全く別物ですから、正しい
  かどうかは別にして、対象に対し自分なりに理解する事を心がけてください。
  当たり前のようですが、これができていない資料を数多く見てきましたし、
  そうやって作られた資料からは何も伝わりません。議論も活発化しません。

  

  自分が提供する情報に対しては、自分がその情報のオーナーであり、責任者
  であるという自覚が必要だと思います。

 
(2) Do:アウトプット作成のポイントを押さえる
  先ずは、ターゲット
  いざ、アウトプットの作成に取り掛かる場合は、情報を受け取る人がだれ
  なのかについて、イメージをします。
  誰のために資料を作るかを意識せずに資料を作成すると、時に的外れな
  資料になってしまいます。

 
  次にストーリー
  自分の作成するアウトプットの目的は何なのか、また、その目的を達成
  するためには、どういう順序で説明を組み立てればよいのかを考えます。
  作成対象によって、構成のテンプレートはいろいろあると思いますが
  闇雲にテンプレートを採用するのではなく、ターゲットとアウトプットの
  目的をよく理解して、効率的なストーリー立てを行ってください。
  個人的には、ストーリーとして結論重視より、しっかりアウトプットの
  背景を伝えつつ、ターゲットが判断するための情報を十分に提供する
  方が良い気がします。(当然、ケースバイケースですが)

 
  最後にコンテンツですが、アウトプットの種類にもよりますが
  以下の観点から成果物を確認してみてください。

 

  ・状況の見える化ができているか?
  ・問題の見える化ができているか?
  ・知恵の見える化ができているか?

 

 
(3) Check:必ずアウトプットに対するフィードバックを受ける
  最終的に、アウトプットのクオリティは作成時にターゲットと想定
  された人がどの程度満足したかで決まります。
  では、みなさんは自分の成果物に対する評価をどのように行って
  いますか?

 

  アウトプットに修正指示が来る、議論のたたき台を作ったはずなのに
  役に立たなかった、など明らかなフィードバックがある場合はいいですが
  何もアクションが無い時、それで満足していませんか?

 

 

  フィードバックが無い時こそ、積極的に意見・感想を求めましょう。
  そして、自分の考え、思いとのフィットギャップを分析して、次なる
  アウトプット作成につなげましょう。
  (折角の指摘については、指摘内容の反映も忘れずに)

 

 
以上、上記を参考にしつつ、みなさんのアウトプットの『見える化』技術が少しでも
向上してもらえることを期待しております。
 
 
 

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