日別アーカイブ: 2009 年 2 月 11 日

偶然って面白い

どうも、BMOの池田です。

 
水曜日なのでITを離れて私の雑感にお付き合いください。

 
先日以前働いていた職場の後輩から転職した旨のメールを受け取りました。
それも、直接ではなくて、以前の職場の大きなプロジェクトの外部支援で
参画している時に貸与頂いたメールアドレスにです。
(彼曰く、何故か退職したはずの私の名前が(パートナーとしてだと思いますが)
 社内のアドレス帳にあったので連絡してみた、とのことでした。)

 
ここまでは、まぁこんなこともあるかなというところなのですが、その彼の
就職先が、最近、別の後輩から紹介してもらって一緒に仕事をさせてもらうように
なった社長さんの以前勤務されていた会社だったのです。
更に、彼の配属先の部署もその社長さんの古巣の部署とのことでした。

 

世の中、偶然ってあるものですね。

 

 

ここから、少し私の勝手な解釈が入るのですが、この偶然を単なるラッキーと
受動的に受け入れるのは少し寂しい気がします。

 
みなさん、セレンディピティ(英:serendipity)という言葉を聞いたことは
ありますか?

 
偶発的な幸運や発見を引き寄せる力ということで、決して、”生まれつきめっちゃ
運が強い”とかいう類の言葉ではありません。

 
よくノーベル賞を受賞した科学者や発明家が、長年目的のものを追い求めていて
偶然に全く関係の無い出会いや発見から、その追い求めていたものが自分のものに
なるという話がありますが、実はそういう事象を引き寄せる『能力』には個人差が
あるんだという考え方ですかね。

 
では、どうすればセレンディピティを向上させることができるかですが、それは
真摯な態度で継続的に自分の追い求めているものと向き合い続ける、ということで
高くなるのではないかなと思います。

 
なので、今回縁あって偶然繋がった人たちも、私はそれぞれのビジネスに対して
常に向上心を持ってそれぞれのセレンディピティを高めた結果の『必然的な偶然』で
あるように思いますし、そう考えたいと思います。

 
昔読んだ、中島らもの本に、理想の男性と結婚する方法ということで、毎日入る
トイレの壁に、理想の男性像を箇条書きにして張っておく、というのがありました。
ビジネス書にある、自分の将来のイメージを手帳に書いて毎日眺めるというのも
似ているかもしれませんね。

 
皆さんもセレンディピティを向上せる自分なりの方法を見つけてみると面白いかも。

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