日別アーカイブ: 2009 年 2 月 7 日

匠に愕けの正反対

どうも、BMOです。

 
まだ一回だけですが、以前『匠に愕け』というテーマで書きましたが
先日、それと正反対のプロ意識がなくてがっくり、という体験をしてしまいました。

 
東京の出張先のビルの地下にパン屋さんがあり、たまに利用させてもらいます。
その日はたまたまレジ係の人がいなくて、レジの前から奥の方に声をかけました。
すると、裏でパンを焼いていたと思われるお兄さんが、お待たせしました、と
言いながら出てきてくれました。

 
お兄さんの様子は、まさに今パンを焼いてましたという感じで、白いゴム手袋を
したままでした。

 
で、トレーのパンを袋に入れてくれるまではよかったのですが、xxx円ですと言われて
差し出した私の千円札をそのままゴム手袋のまま受け取って、レジからそのまま
小銭を取り出して私におつりを渡してくれました。

 

 
うーん、、、

 

 
お兄さん、何のためにゴム手袋してはるんですか?
貴方の手を守るためですか?
それとも、パンを焼くときには白いゴム手袋をして作業するルールになっている
からですか?
と、心の中で質問をしてみましたが、お兄さんは裏でのパン焼きが忙しいのか
ありがとうございました、と言ってすぐに裏に戻っていかれました。

 

 

日々行う作業を極限まで見つめ直し高める努力を続けると匠に近づきますが、
自分の仕事に疑問を持たず受動的に作業をこなす事だけを繰り返していると
それはあまりにももったいない時間の浪費に他ならないのではと思います。

 
人間この姿勢の差って、将来とてつもなく大きな差になる筈です。

少なくとも、私はそう信じています。

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