月別アーカイブ: 1月 2009

便利だけれど怖いUSBメモリ

どうも、BMOです。

 
今日はセキュリティがらみのお話をしたいと思います。
最近、USBメモリを媒介としたウィルス(USBワーム)が複数発見されて
被害も広がっているようです。

 

 

その、手口と対策方法はトレンドマイクロの以下のページで
紹介されています。
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/solutions/usb/

 
インターネットが普及してからは、Webサイトやメールを媒介に
したウィルスが主流だったように思いますが、ここに来てまた
可搬媒体(USBメモリ)を利用したタイプのウィルスが出てきている
ようですね。

 
パソコンが普及し始めて、まだネットワーク環境が十分整って
いない時代に、フロッピーディスク(FD)を媒介としたウィルスが
最初に登場したように記憶しています。
なんと、FDの容量は1Mバイトとちょっと、あの当時はそこに
データやらプログラムやらをあれこれ入れて持ち運びしていました。
今やその容量では、写真の一枚も、音楽一曲も収まらないぐらいに
なってしまいましたね。

 

 

というような、懐古趣味の話ではなく、備えあれば憂いなし、で
みなさんもUSBを使うときは気をつけましょうね、ということを
ご紹介したかったのです。

 
何よりも、VISTAをお使いの方は、USBをさすと自動的にプログラムが
実行される設定を解除しておいた方がよいでしょう。

 

IPAのホームページにOS別のセキュリティ対策も紹介されていますので
参考にしてみてください。
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2007/07outline.html

 

ちょっとした、WindowsTIPSですが、USBやCD、DVDをパソコンに挿入する時に、
Shiftキーを押したまま挿入すると、自動実行機能がキャンセルされます。

ウィルスの話ではないですが、自動実行のセットアッププログラムが毎回立ち上がって

五月蝿いと思っている方には使える技だと思います。

日ごろから、その癖をつけておくと万が一感染したUSBがあっても、自動実行は
回避できるかもしれませんね。

(ただ、USBのフォルダをダブルクリックとかするとだめですが。)

 

 
普段から、出所の分からないUSBをパソコンに接続しない、更には
企業ではセキュリティ上の問題からUSBメモリの使用を禁止している
ところも多いと思いますので、きちんとルールを守り規定のデータ
交換方法を遵守するということを心がけるのがよいと思います。

 

 
今の時代、ウィルスに感染しちゃうと、自分だけではなくネットワークに
つながっている他の人にもいろいろ迷惑をかけてしまうことになります
ので、一人一人が注意して自己防衛しないといけませんね。

 

 
その点では、インフルエンザウィルスと同じかも。。。

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BMOの初心者集まれ【第2回:ショートカットキー2】

まいどどうも、BMOです。

 
一週間のご無沙汰です。
さて、今回は便利なショートカットキーの第二段です。

 
前回は、[Ctrl]+C や [Ctrl]+V など比較的よく使われる
コントロールキーとの組み合わせのショートカットキーを
紹介しましたが、その第二段として、Windowsキーを使った
ショートカットキーを紹介したいと思います。

 
先ずは、Windowsキーですが、写真のWindowsマークが書いてある
キーのことです。


キーボードに自社OSのマークを付けさえるとはマイクロソフトも
横柄な会社ですね、なんて事は置いておいて、今回はこのキーが
主役となります。

 
このキーを単体で押すと、スタートメニューが現れます。

 
スタートメニューが表示された状態で、Tabキーを押すと、プログラムが
選択できるようになるので、矢印キーで選択してEnterキーで実行
させることができます。慣れると便利ですよ。

 
その他にも、こんな使い方ができます。
私の独断と偏見で、これは便利、是非使ってください、という順に
ご紹介していきます。

 

[windows]+E:エクスプローラーを表示
これは、是非お使いください。クイックランチャーに登録しておくなんて
まだまだですね(笑

 

[windows]+M:全ての開いているウインドウを最小化
元に戻すには[Windows]+Shift+M
いろんなウィンドウが開いてしまって、開きたいウィンドウだけ開きたいときに
みなさんは、一つ一つウィンドウをマウスでクリックして最小化して
いませんか?
このキーを覚えてください、すっきりすること請け合いです。

 
[windows]+L:画面をロックします。
ちょっと席を外すときに、Ctrl+Alt+Delで云々とするよりも、
このショートカットでさっと画面をロックしてしまいましょう。

 

 
ここからは、使う人は使うかもね、私は結構使いますが、というキーです。

 

[windows]+R:ファイル名を起動して実行を起動する
これは、コマンドプロンプトをよく使う人は便利だと思います。

 

[windows]+Pause/Break:システムのプロパティ画面を表示します
これは、そんなに頻繁に利用しませんかね。

 
ということで、今回はWindowsキーを使ったショートカットキーの
紹介でした。

皆さんも是非うまく利用してパソコン操作の効率をUPさせてください。
より細かい情報は、以下のマイクロソフトのサイトが参考になります。

 

http://support.microsoft.com/kb/301583/ja

 
最後に、次回予告。
ショートカットキーシリーズ、いよいよ最終章か?
ショートカットキーの自作方法をご紹介します。
お楽しみに。

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挨拶してますか?

どうも、BMOの池田です。

 
週に二度の自由テーマの日がやってきました。
ちっちゃいマイルストーンでも、あるのと無いのでは全然
違いますね、と自分のアイデアを自画自賛。

 

 

さて、本日のテーマは挨拶です。
BMOブログからもリンクを張らせて頂いているフィニクスの
山本社長のブログに、『無駄遣いしませんか』という話が
ありました。

 
これは、池波正太郎さんがタクシーの運転手さんに必ず渡す
チップが幸せの連鎖を起こすように、みんなができる範囲で
幸せのスパイラルを起こせるといですね、というお話だったと
思います。
http://www.phoenix-j.co.jp/blog/?p=13

 

 

その話を更に身近なところに引き寄せると、私は日々の
挨拶と感謝の言葉が、小さなプラスのスパイラルの発生源に
なるのではないかと思います。

 

 

最近のオフィスビル、特に複数の会社が入っているビルでは、
朝一緒になった人達が挨拶する光景もあまりみなくなりました。

 

 

先日、出張先のビジネスホテルのエレベーターに、見知らぬ
おじさんが乗ってこられたのですが、その時におじさんは
にっこり微笑んで、『出張ですか、お疲れ様です』って
とても自然にこちらに話しかけてこられました。
私もうれしくなって、『毎週です、ホンマつかれますわ』と
言って、二言三言会話したのですが、その後部屋に入って
なんだか、暖かい気持ちになったのを覚えています。

 

 

こんにちは、ありがとう、おつかれさん、ちょっと声を
かけるだけですが、もしかしたら日本が、世界が少しだけ元気に
なるかもしれません。

 

 

先ずは、家族や同僚、身近な人に元気にご挨拶!

 

 

どうですか?

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ブレイク寸前? SSD

のっけから、疑問詞付きでスポーツ新聞風なタイトルで恐縮です。
どうも、BMOです。

 
今回は計算機の主要構成要素の一つである外部記憶装置についてのお話です。
難しそうな言いまわしですが、要するにハードディスク(HDDと略したりします)
に関する事柄です。

 
パソコンは電源を切ると、メモリに覚えていたことが全て消去されるので、
消去されては困るデータを外部記憶装置(通常はHDD)に格納しておきます。
HDDは、たくさんのデータを保存し、電源を消してもデータは消えないのですが
読み書きに時間がかかるのが問題でした。

 
HDDへの読み書きの速度も時代と共に格段に向上しましたが、CPUやメモリの
速度もこれまた向上するので、それらに比べると数十倍程度速度が遅いのが
実情です。

 

 

余談ですが、十数年前に専用ノンストップコンピュータ上で通信制御系の
システムを構築していた駆け出しSEのころから、HDD装置の遅さと常に格闘
していたような気がします。
あまりにも遅いので、当時それこそ目玉が飛び出るほど高い不揮発メモリの
お化けのようなDISK装置(当時はシリコンDISKとか言ったっけ)の導入を
考えたこともありました。

 
それから、現在に至って、やっとその当時のシリコンDISKが、SSDという
名前で普通に我々が購入できる値段で市場に出回ってきました。
ちなみにSSDとはSolid State Diskの略です。

 
皆さんのパソコンも起動時にはHDDがガリガリ(カリカリ?)音を立ていると
お思います。ましてや、2,3年も使っていると、そのガリガリ音が長く
続いてなかなかパソコンが立ち上がらないようになってきます。
これは、パソコンが立ち上がり時に一生懸命HDDのデータを読み込んで
プログラムを実行しているからなのです。

 

 
それが、SSDによってガリガリ音はでなくなり、読み込み速度も速くなる、
おまけに消費電力もHDDに比べ抑えられるという利点が出てきます。

 
今は、まだHDDに比べてまだ割高で、記憶容量も少なめですが、今流行の
低価格ミニノートパソコンに採用され始めて、需要が伸びてきているので
近いうちに、HDDと肩を並べるようになると思います。
そして、低速、大容量、低価格が売りのHDDと、高速、低消費電力が武器の
SSDが使い分けられるようになるのだと思います。

 
動作の理屈やHDDとの違いなど書き始めるとスペースがいくらあっても
足りないので、とりあえず『SSD』という部品がパソコンに採用され始めていて
こんな利点があるんだな、って覚えておいてもらえればよいと思います。

 
個人的には、出張用ノートPCにSSDを入れたいなと思っている今日この頃です。

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量子コンピュータ

どうも、BMOです。

 
本日は、すごい計算機のお話です。

 
北大の研究グループが、量子コンピュータの基本となる回路を
開発したと科学雑誌サイエンスに発表したそうです。
以前から、従来型の計算機の最高峰スーパーコンピュータの
計算能力をはるかに上回る夢の計算機として、話題に上ってました。

 
通常の計算機は、電圧の差を利用して1と0の状態を表現し、二進数
計算を行います。
方や、量子コンピュータは、0と1を同時に表現する「量子もつれ合い」の状態も
含めて量子ビットの1ビットとして扱うそうです。

 
理屈的には、1ビットで2値(0又は1)を扱う従来のコンピュータより、1ビットで
いろんな値(0と1の値を任意の割合で重ね合わせて保持、らしいですが)を
扱うことができるので当然計算能力が上がるのはわかりますが、任意の割合と
言われても、混乱するばかりです。

 
従来の計算機の動作原理は一般の人よりは理解しているつもりの私ですが
量子がもつれ合う(笑)状態で何をするのか、残念ながらさっぱりわかりません。

 
ここから、若手からみると(と、断っておきますが)おっさん技術者の
愚痴なのですが、最近の傾向として、動作原理がわからずコンピュータエンジニアを
している人がどうも多くなっているように思います。

 
使い方や組み合わせ、対象物に対する知識量でスペシャリストとなっている
人が多い気がしています。
世の中の流れ自体が、技術の世界でも使う人視点となり、動作原理や理屈は
ブラックボックスの中に押し込もうとしているので仕方の無いことかもしれませんが
さみしい限りです。

 
そんな風潮の中でも、自分の携わる対象の基本技術、動作原理に常に興味を向ける
ことは技術者の基本姿勢として忘れてはいけない事だと思います。

 
自分自身も、量子コンピュータの時代には、一ユーザになっているのかなと
思うと、気合を入れ直してもっともっと勉強すべきですね。

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