最先端技術」カテゴリーアーカイブ

モーションポートレート技術

どうも、BMOです。

 
最新技術の線引きが難しいところではありますが、結構感動する
技術だったので、最新技術のカテゴリに入れさせてもらいました。

 

モーションポートレート技術というのは、正面から撮影された顔の
画像を元に、三次元のCGを合成する技術です。

 

こういう発想はよくあると思いますが、モーションポートレート社が
実現した技術の完成度が驚くべきレベルである所がここに取り上げ
させてもらった理由です。

 

 
ということで、以下はモーションポートレート技術一般の話ではなく
モーションポートレート社が実現している技術に関するお話になり
ますのでご了承ください。
(BMOはモーションポートレート社(以下、モ社)とは何の関係も
 ありません。単に、一般ユーザ視点です。。。)

 

 
論より証拠で、以下のモ社のサイトをご覧ください。

 

http://www.motionportrait.com/

 

 

右側に女性が現れますが、この方の周りにマウスを持っていくと
マウスの位置によって顔の向きが変わります。

 

また、何回かリロードすると、髪型が変わったり、めがねをかけたり
します。
これが結構リアルに出来ていて、私個人的にはまず驚かされました。

 

 

更に、感動したのがデモページのMP動画というもので、動画に対して
指定した写真の顔を貼り付けてくれます。

 

http://www.motionportrait.com/demo/

 

 

自分自身の顔を貼り付けて、家人に見せた所、よく似た人がいるやね
という感想を持つぐらい自然に合成されていました。
(取って付けた感がないといいますか)

 

 

 
社長さんからのメッセージに、

 

私たちは、一流のエンジニアであると同時に一流のクリエータとして、
そして何よりも私たち自身が「驚きと感動」に満ち溢れた集団で
あり続けることを目指しています。

 

とありましたが、実際に作り出されたものはそれを物語っているように
感じました。

 

 
Googleもしかりですが、技術で人を感動させされるというのは技術者
冥利に尽きますね。

 

ちなみに、BMOとしては、常に技術で人に感謝してもらえる会社で
ありたいなと思っている次第です。。。
 
 
 

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マイクロホログラフィック・ディスク

どうも、BMOです。

 
GWが終わったと同時に、ブログの更新も終わってしまいました。
何度か訪れて頂いて新しい記事がなくてがっかりした方、ごめんなさい。

  

がんばってリカバリーに努めます。

 

 
さて、今回は最先端技術の紹介です。

 

CD -> DVD -> Blu-ray と容量がどんどん増しておりますが、
米ゼネラル・エレクトリック(GE)が、従来の光学ディスクのようにディスクの
表面だけを使うのではなく、記録層全体を立体的に使用して情報を記録する、
ホログラフィック・ストレージ技術を開発したという事が以下に取り上げ
られていました。

 

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200904/2009043000527

 

 

容量としては、現在500GBを保存可能であることを実証したということで
単層のBlu-rayだと20枚分の記録容量となります。

 
いつもの事ながら、新しい技術で記録容量が伸びると、それをちょうど
使い切る程度の大容量コンテンツが現れるんですよね。
仕組まれている感をヒシヒシと感じます。

 

 
とは言いつつも、Blu-rayにはハイビジョン映像でしたが、次世代のDISCには
どんなコンテンツが準備されるのか、個人的にはそちらも楽しみだったり
します。

 

流石に、解像度をいたずらに上げても人間の目には一定以上は一緒にしか
映らないでしょうから。。。

ってことは、次は三次元映像でしょうか?
(あまりにも安易だというのは私も気付きました)
 

 
 

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あえて、最先端技術にエントリー

どうも、BMOです。

 
GWモードも残すところ、あと一日。
気楽にご覧ください。

 
ちょっと、脱力系の本の紹介です。

 

http://www.amazon.com/Mommy-Why-There-Server-House/dp/160530641X
この本は、子どもにサーバについてやさしく教える絵本らしいです。

 

その本を紹介しているサイトによると、内容はこんなようなものらしいです。

 

 

■■■ ここから ■■■

 

「サーバーって知ってる?」

 

「大人たちが使うものだよね。会社にあるんだよ」

 

「でもサーバーってお家にある時もあるよね。もしママとパパが愛し合ってたら、
 パパはママに特別なプレゼントをあげたくなるかもしれないね」

 

「インストールはとっても簡単。パパがひとりでできる」

 

「音楽や写真やファイルを共有できるし、パソコンが壊れてもファイルを
 とっておいてくれる。すてきでしょ?」

 

「でも友だちはサーバーをすてきだとおもわないかもしれないね…
 変なのっていうかもしれない」

 

「どうしてそんなことが判るんだい? その子たちは本当はうらやましいんだよ。
 ぴかぴか光るサーバーがね!」

 

「そして、すてきなママとパパとサーバーがあるきみは、
 友だちがなんと言おうが気にしないよね?」

 

■■■ ここまで ■■■

 

事実は不明ですが、マイクロソフトがこの本を出すのを支援をしているとか。。。

 

 
最先端はここまで来ましたか。。。
 
 
 

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新世代ネットワーク NwGN

どうも、BMOです。

 
NGN(next generation network)と呼ばれる次世代ネットワークの
サービスがNTTから提供され始めていますが、その先にある
新世代ネットワークというものをご存知ですか?

 
それは、NwGN (New Generation Network)と呼ばれるもので、
情報通信研究機構という独立行政法人が中心となって、研究を進めて
いるネットワーク構想です。

 

http://nwgn.nict.go.jp/index.html

 
それによると、新世代ネットワークは

 

新世代ネットワークとは、インターネットの改良だけでは解決が困難な
社会問題の解決や、人や社会の潜在能力の開花とそれによる生活の質や
生産性の向上を可能とする、白紙から新しく設計されたネットワークです。

 

と定義されています。

 

確かに、NGNについては、現在のIPベースの技術の改善・改良でしかなく
上記に書かれている社会問題の解決というところではなかなか抜本的な
解決が難しいのも確かだと思います。

 
NwGNでは、社会的課題に対する、新世代ネットワークへの要求として

 

1. エネルギー課題
2. 災害課題

3. 医療課題

4. 食料課題

5. 防犯課題

6. 事故課題

7. 国内地域格差課題

8. 少子・高齢化課題

9. 国際経済格差

10. 教育

11. サイバーセキュリティ

 

などが挙げられており、今後の情報通信技術が担う役割はどんどん
大きくなることが想像に難く有りません。

 

NwGNを調べていて、どこかの記事で、

 

ペタビットクラスの大型ルータ消費電力量はおおむね1万キロワット
くらいに達し、これが100台もあるとなんと原子力発電1基分にもなります。

 

というような記事も目にしました。

(普通の大規模工業の電力消費量に比べると、びっくりする程の
 ことでも無い気もしますが、確実にエネルギー消費は増えますね。)

 

ただし、上記テーマは、NwGNで抜本的な対応を行うとしても、現行の
仕組みの中でも、可能なところはどんどん対応してくべきだと思いますし、
NwGNがあれば上記課題が解決されるということもないと思います。

 

 
詳しいところを知りたい方は、上記情報通信研究機構の
以下の、レポートをご覧ください。
http://nwgn.nict.go.jp/report/NWGN-Vision-NICT-Report2008-Revised.pdf

 

そんな先の話もいいですが、先ずは、NGNがどこまで浸透するか
気になるところですね。。。
 
 
 

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昆虫の脳がロボットを動かす

どうも、BMOです。

 
先日の新聞記事にすごい記事が掲載されていました。

 
それは、カイコガという虫の雄が、雌のフェロモンに引き寄せられる
性質を利用して、カイゴガの脳に電極を差して脳の出力系の信号を
読み取り、ロボットを目的のフェロモンの発生源に到達させるという
研究についてでした。

 
実際に、カイコガの雄の脳がコントロールするロボットが確実に
フェロモンの発生源を特定することができるらしいです。

 
昆虫の脳は単純で、特定の刺激以外にはあまり反応せず、逆に特定の
刺激にたいしてはとても敏感に反応するので、
「高機能・シンプル・低コスト」なセンサーとして利用可能なのだそうです。

 
こちらの東大の研修室で研究されています。
http://www.brain.imi.i.u-tokyo.ac.jp/research_new/bio-machine.html

 
また、もう少し分かりやすく研究内容を紹介した記事がこちらに
掲載されています。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001104

 

 

 

それにしても、生体(生虫?)とロボットの融合なんて、SFのような話ですが
実用化されるのも近い将来の話かもしれません。

 
ただ、個人的には、虫とは言え、一寸の虫にも五分の魂、という言葉が
あるように、虫の脳を単なるセンサーと捉えることには、なかなか
複雑な気がします。

 
結局、テクノロジーと倫理の問題は、新しいテクノロジーが出る度に
そのテクノロジーを生み出すと同じぐらいの知恵を倫理検討に割り振らないと
とんでもないことになりそうに思います。

 

 
ちなみに、私の周りにいる人の脳をセンサーとして使うと

・問題プロジェクトのにおいに引き寄せられるセンサー

・美味しい食事とお酒のにおいに引き寄せられるセンサー

・一攫千金という音の響きに引き寄せられるセンサー

なんていうセンサーを開発できそうですね。

 

# 虫の脳の精度には到底及ばないかもしれませんが。。。

 

 

ちなみに、エネルギー源としてアルコールが必要だったりします。
 
 
 

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