スーパーSEになろう」カテゴリーアーカイブ

今週の発見#13:水五則をSEに当てはめてみると(3/5)

【発見】
 3.障害にあって、激しくその勢力を百倍しうるは、水なり。
 

【その心】
 SEの仕事は常に計画通りにいくとは限りません。むしろその逆が常と
 言っても過言ではないと思います。
 
 前回は、そのような状況になった時でも、水のように本来のゴールを
 見失わず進むことがSEにとって大切な事だと書きました。
 
 
 そのような行く手を遮る障害に出会った場合、時にはその障害に対して、
 自分の持てる最大の力を投入し、また自分のチームの総力を結集して、
 激しくその障害を取り除く事も必要です。
 
 回避なのか、解決なのか、時と場合によって高度な判断が求められ
 ますが、本来発揮すべきパワーが不足して解決を諦め回避する、と
 いうような判断にはならないよう、スーパーSEはここぞという時に
 いつでも最大の力を発揮できるよう準備をしておくべきだと考えます。
 
 
 
【一言】
 トラブルになると俄然テンションが上がる人をよく見かけます。
 これは、、、あんまり関係ないですかね。
 
 
 

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今週の発見#12:水五則をSEに当てはめてみると(2/5)

【発見】
 2.常におのれの進路を求めてやまざるは、水なり。
 

【その心】
 何度かこのブログでも触れていることですが、仕事をするにおいて
 ゴールを常に念頭に置いておくことは大変重要な事です。
 
 水は高きところから低き所へという進路のルールがあり、流れが
 到達するゴールは常に一定です。
 
 ゴールに至るまで、様々な障害に出会っては一時点で進路を変える
 事もありますが、そのまま変更した進路を進むのではありません。
 あくまでもゴールにたどり着くために行った進路変更ですから、いずれ
 ゴールに向かってまた進路を変更することでしょう。
 
 そして、最終的にはゴールにたどり着くのです。
 
 
 SEの仕事も状況によって、方向性が変わる、或いは自ら方向を変える
 ことがあると思いますが、そこには常にプロジェクトのゴールがあり
 そのゴールにたどり着くための進路変更であることを念頭において
 常に最適な進路を求め続けていくことがスーパーSEの使命だと
 思います。
 
 
 
【一言】
 常にゴールを意識し軸がブレない、これが重要ですね。
 
 
 
 

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今週の発見#11:水五則をSEに当てはめてみると(1/5)

【発見】
 1.みずから活動して、他を動かしむるは、水なり。
 

【その心】
 大きなプロジェクトになればなるほど、組織やチームの役割分担が
 明確になってきます。
 
 『役割を分担する』、という事は自らの役割を全うするという事に
 他ならないのですが、分担した役割は最後にまとまって一つの大きな
 目的を果たすのだという認識は忘れてはいけないと思います。
 
 その認識が薄れると、自らの役割を全うする事を最優先に思うあまり
 他チームとのコンビネーションを除外することで担当範囲作業の完遂を
 目指す、という考えが生まれてしまいます。
 
 そんな状況に気づいた時には、水の如くみずからが動くことで関連する
 チームの壁を取り除く、と言いますか、流し去ってしまうぐらいの
 アクションがスーパーSEには必要だと思います。
 
 流れがあれば、ぶつかったってそれが合わさって、更に大きな流れが
 生まれますし、流れの無いよどみにだってどこからか水が流れ込めば
 その水も流れ出すでしょう。
 
 
 
【一言】
 他を動かしむる為に、先ず自らが活動する勇気がスーパーSEには必要。
 
 
 
 

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今週の発見#10:人に説明するということ

【発見】
 人に説明する事で自分自身の理解が更に深められる。
 逆に、理解が深くないとわかりやすく人に説明できない。
 (今更の発見ですが)
 
 

【その心】
 子どもに月の満ち欠けと季節毎の南中高度の違いを説明する機会が
 ありました。
 
 小学校の理科なのですが、地球がだいたい23.5度傾いているので
 季節によって南中高度がかわるんだろうなって事はだいたい想像が
 つくのですが、正確にどのような理屈でそうなるのかあまり考えた
 ことはありませんでした。
 
 そこで、傾いた地球が太陽の周りを好転する絵を書いて、これが
 太陽の南中高度の違いを確認した上で、今度はその地球の周りに
 月の絵を書いて考えてみました。
 
 結局、満月がよくみえるということは、太陽との位置関係で言うと
 地球を挟んで太陽とは反対側に位置するということで、太陽の南中
 高度とは逆の関係になります。
 
 なので、冬の満月は空高く上がっている事になるのですね。
 
 
 実は少しGoogle先生にも教えてもらって、更に自分で絵を書いてみて
 初めてその理屈が分かった気がしました。
 
 自分一人だとなんとなく分かったつもりにしてしまいやすいですが
 子どもが納得できる様に説明するとなると、しっかり理屈を理解した
 上で、わかりやすく説明することが求められます。
 
 
 これは、ビジネスのプレゼンとも通じるところかなと感じました。
 
 
 
【一言】
 小学校の教科って、高学年になると結構高度な事を教えるんですね。
 うーん、勉強になる。
 
 
 
 

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今週の発見#08:ものの見方で大違い

【発見】
 ものの見方の違いだけで180度考え方も変わってしまう。

 

 
【その心】
 一作日、アリの世界のニッパチの法則について書きました。

 

 アリの世界にもニッパチの法則があり、うろちょろしているだけの
 8割のアリを集めたら、何とその中の2割が働きもののアリに変身する、
 という話です。

 

 以降は、受け売りの話だとバラしておきますが、この話から実は
 人も環境で変わるものだから、今8割の側にいる人も環境によっては
 2割側に入る可能性は十分にあるからそういう目で見た方が良いのだ
 という事を言っている人がいました。

 

 私個人の見方としては、ニッパチの法則はどちらかというと、諦めの
 見方で捉えていた節があります。というか、捉えていました。

 

 でも、ニッパチの『パチ』を10と見れば、そこにもニッパチの『ニ』が
 いるはず、という見方をするだけで少し希望が見えてきます。

 

 論理的な詰めは少々甘くとも、”そう、見る”という事で何かが
 開けるというのは悪ことでは無いと思った次第です。

 

 
【一言】
 感覚的に、物事を見るには、いい方に見た方が何かといいですね。
 『脇は甘く、懐は深く』がカッコイイなと思う今日この頃です。
 
 
 

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